アボカドの皮

アボカドの皮を食べさせられる夢を見た。
アボカドの皮といっても、ヤシの実のような質感のもの。
アボカドを半分に割って実をくりぬき皮だけにしたものに、マヨネーズをつけたものを口に入れられた。
固くて不味かったので、隣にいたケンコバにあげた。
ケンコバは芸人らしいリアクションをし、その隣にいた土田さんへ押し付けた。
土田さんも芸人らしいリアクションをしてくれたが、やはり固くて食べられない。

ここで襖が空き、一流割烹の板前さんが現れる。
お盆には小鉢が一つ。
「私どもは、代々、アボカドの皮をきんぴらにしています。」
土鍋でぐつぐつ炊かれる皮や、それを丁寧に千切りする板前さんの姿が浮かんだ。
板前さんは続ける。
「長時間炊き、甘辛く味つけるのです。繊維が固いので、やはり食べられません。」

ここで目が覚めた。

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