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【28】亡くなった母親と3億円を天秤にかけてみた。

1ヵ月チャレンジ28日目のテーマは「もしも1つだけ夢が叶うとしたら」です。


2つで揺れています。

1つは亡くなった母親が健在の世界線にしてほしいってこと。

もう1つは宝くじで3億円当選したいってこと。


なんだかすごく両極端というか、1つは現実的でもう一方は夢物語。

このテーマを見た時、自分の中にいろんな感情が混在しているのを感じることができました。

ある人は言うでしょう。


「お前、何考えてんの。正気か?お母さんが生きてる事より3億円の方が価値があるってか?命はかけがえのないもの。お金では買えない。お前みたいなのをサイコパスっていうんだよ。この非人間がッ!」


いや、もっともなご意見で。

と思ったら、もう一方ではこんな声が。


「そりゃお金でしょ。亡くなったお母さんは気の毒だけどさ、人には現在、そして未来しかないわけ。過去には戻れないの。これからは前を見てリッチな将来設計を立てるのが良いでしょう」


これもすごく説得力のある意見。


・・・とまあこんな感じで自分の中では真っ二つに分かれてるんですよね。

いや、でも自分を客観的に見たら1つ目を選ぶべきなんですよ。

その方が美しいし、自分の人間性を疑わなくても済みます。

きっとこちらが正解なんでしょう。


でも、前を向いて3億円でリッチな生活を送りたいのも事実です。

そんな自分がいるのも認めざるを得ません。


あまりメリットやデメリットで考えたくないのだけど、少し整理してみます。

〇母親が健在なことで得られるメリット

・単純に家族みんなが嬉しい
・おばあちゃんがいることで息子にも好影響
・父親の生活も安定する(食生活、精神面など)
・家族のこれからの思い出の幅が広がる


〇3億円で得られるメリット

・生活水準を上げることができる(リッチな生活)
・将来に対する不安の大半が無くなりストレス半減
・仕事を辞めることも可能なのでストレス半減
・単純に家族みんなが喜ぶ


こう書くといかに拮抗しているかが分かります。

でもそれでも自分は母親の方を選びます、やっぱり。


理由は、お金なら努力や運次第でなんとかなる可能性があります。

でも、どんだけ努力したり運がよくても、失われた命は二度と返って来ないからです。


別にいい人ぶりたいとかではなく、書いていて本当にそう思いました。

自分は割とドライというか現実的な人間だとよく言われますけど、そんな僕でもそう思います。思えてよかったです。


あと、もしこれを読んでくれている人がいて、あなたの大切な人がいま元気なら、それ以上の事って無いんですよーって伝えたいです。

時には揉めたり喧嘩したり言い合いになったりうざくなったりも当然するんでしょうけど、それでもいなけりゃ寂しいものです。

もしかして傍にいるのが当たり前になってませんか?

生きてくれてることで得られるメリット(なんて言葉はあまり使いたくないけど)は無数にあるはず。

そちらの方に目を向けるきっかけに少しでもなれば、これ幸い。

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