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NY.NY!

アメリカに語学留学したときのこと。同じ学校にいた日本人の女の子と意気投合し、一緒にNYへ旅行することになりました。彼女のお父さんのご友人がNYにいるからと、そのご友人がオペラ座の怪人のチケットを手配してくださいました。チケット受け取りとご挨拶のため、NYでそのご友人と待ち合わせをしたところ、現れたのは、有名なTVキャスターでした!いや、驚きました。

有名人とNYでディナーだなんて、語学留学してなかったら経験することはなかったと思うし、英語がんばってよかったと思いました。

NY版オペラ座の怪人はそれはもう素晴らしくて感動しました。

私の実家は平凡なサラリーマン家庭だったけど、がんばって自分で貯めたお金で語学留学をして本当によかったと思います。同じ語学学校に何人か日本人がいたけど、普通のOLさんで、会社に数年勤めてお金を貯めて、自分のお金で来たという人が何人かいました。

語学学校の先生が言っていたのを思い出します。他のアジアの国から来る学生さんは、親が社長さんだったり資産家だったりして、親のお金で来ている人が多いけど、日本から来る人は、普通の人が自分でお金を貯めて来ることができる、それが素晴らしいと思う、と。ちなみにNYへ一緒に行ったお友達はまだ学生さんで、奨学金を受けて来ていました。ともかくいろんな人がいて、日本にいたら会えなかったような人に会えて、充実した1年でした。

かれこれ20年以上前のことだから、今は状況が変わっているかもしれないと思うけど、どうなんでしょうか。こんなに円安が進んだら、自分で貯めて行くのが大変になりそうだなあ。

ちなみに語学留学のあと、本当はそのままアメリカの大学院に行きたかったのです。それで実家の母に電話して相談したら、お父さんの退職金があるから学費は出してあげるよと言ってくれました。でもさすがに、それは受けとる勇気がなく帰国しました。今思えば、あのとき母の言葉に甘えてやっぱり進学していれば、そしてそのままアメリカで働くことができていたらと、いろいろ考えます。

でもタイムマシンに乗って過去を変えることはできない。これからできることをがんばる。ってことで、今日もCamblyで英語話しました。先生がNYの人だったので、NYへ行ったときのことを思い出しました。


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