どいつの あき
どいつの なつのおわりから だんだんと まちや こうえんに はえてる きから はっぱが おちはじめるの あきの はじまりなの
このきせつ どいつで ゆっくり りょうようしたいと いって けっきょく どいつに くることなく はなれていったひとたちのことを おもいだすの
この きの はっぱが ぜんぶ おちてしまうまえに どいつに きてほしかった
くまさんが そう おもっているうちに だれもこないまま ことしも ふゆが おとずれるの ふえーん
そのうち みちに おちばが たくさん おちて くまさんは おちばを かきわけながら ひとりぼっちで あるくの
だれかに きてもらって みてほしかったの
いっしょに おちばのうえを あるいてみたかったの
でも げんじつは なにも かわらない にちじょうなの
そして また くりすますが はじまるの
くまさんの ひとりぼっちの くりすますなの
ふえーん
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