スピリチュアルレスキュー(詩)
どうして何も言わないの
落ち窪んだ二重まぶた
ひりひり痛みありそうだ
熟れきったその赤み
まるで頬を染めたよう
都合のいいよう考えて
突き飛ばして転がった
自分勝手 擦りむいて
疲れ切ってしゃがみこむ
そうするとさ 気づくんだ
谷底に光差すように
全てが変わっていって
育ちきったその想い
何の言葉もなく始まったこの関係を
いつでも終わるものだと思っていたよ
だけど連絡なく終わってくこの恐怖より
どうして勝るものがあるんだろう
「見た目で選ぶわけじゃない」
しみついた常