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トーキョー ベイ ブルー(Tokyo Bay Blue) フェリスホイールプレス(Ferris Wheel Press)

【2月16日追記】
有隣堂限定オリジナルインク「風」と比較しました。

今日は、フェリスホイールプレスから発売されているTokyo Bay Blueというインクの紹介をします。

こちらのインクは、銀座蔦屋書店限定で発売されたマジックメトロポリスコレクションというシリーズで発売されたインクの1つです。このシリーズは“魔法にかけられた街"をテーマにしているそうで、どれもエレガントでシックなカラーばかりです。

トーキョーベイブルーは、海の中の⽂房具屋さんをイメージした色だそうです。南国の海のような鮮やかなターコイズブルーに、水面の煌めきのような銀色のラメが入ったインクです。

角度を変えると輝くラメインク

角度を変えるとラメがキラキラと輝きます。銀色のラメとのことですが、インクの色と相まって青いラメのように見えます。

Tokyo Bay Blue×トモエリバー/クリーム


トモエリバーに書いたもの

トモエリバーはにじみやかすれが起きにくいという特徴を持ち、しっかりとした書き心地をしています。今回はクリーム色の用紙を使用しました。

万年筆にラメインクを入れると詰まる可能性があるため、文字はつけペンで書いています。字の太さはカクノの中字Mと同じで0.5mm幅です。

インクの色は鮮やかな青緑色です。ターコイズブルーというよりは、ターコイズグリーンだと思います。南のリゾート地に広がる海のような、暖かみのある青緑です。

角度を変えると明るい水色にラメが光ります。

Tokyo Bay Blue×iroful/イロフル


イロフルに書いたもの

iroful/イロフルという紙はインクの色・濃淡をくっきり鮮やかに表現できる特徴を持ち、しっとりとした書き心地をしています。

こちらもつけペンで書いています。

トモエリバーと比べると少し青みがでましたが、それでもやはりターコイズグリーンのインクだと思います。ラメは明るい青色です。

濃淡が出るインクなので、ラメの見えない角度でも澄んだ色が堪能できます。

Tokyo Bay Blue×ケント紙


ダイソーのケント紙(186.1g/㎡)に描いたもの

インクを筆で伸ばし、水でぼかしました。

使用した用紙は、ダイソーで売られている25枚入りの一番薄いケント紙です。

ターコイズグリーンのグラデーションが美しく現れました。

インクが濃い部分は緑が強く、ぼかした部分は青が強く出ているように思います。

海の色をイメージしたインクとのことですが、空のようにも見えました。

ぼかすとラメも薄くなってしまうので、文章を書いた方がギラっとしたラメが楽しめます。

Tokyo Bay Blueと似ている色の比較


有隣堂「風」とTokyo Bay Blue

有隣堂限定オリジナルインクである「風」というインクと色が似ているような気がしたので比較してみました。

トーキョーベイブルーの方がほんの少しだけくすみがあり淡い発色をしていますが、かなり似た色をしています。

有隣堂の風は鮮やかで力強いターコイズブルーですが、トーキョーベイブルーは柔らかさのあるターコイズグリーンという印象です。

インクの色のみを見るとそっくりなのですが、トーキョーベイブルーにはラメが入っているので、並べて書くときちんと違いがわかります。

どちらも明るく澄んだ青緑なので、万年筆で使うときは風、つけペンやガラスペンを使う時はトーキョーベイブルーと使い分けるのもいいかもしれません。

まとめ:Tokyo Bay Blueは鮮やかで気分の上がる青緑

鮮やかなターコイズグリーンで気持ちが晴れやかになりそうなインクです。

名前はブルーですが、青緑が好きな方もきっと気に入ると思いますので、機会がありましたらぜひ試してみてください。

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