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ストーリード ブルー(Storied Blue) フェリスホイールプレス(Ferris Wheel Press)

今日は、フェリスホイールプレスから発売されているStoried Blueというインクの紹介をします。

こちらのインクは、ブックショッピーコレクションというシリーズで発売されたインクの1つです。

このシリーズはロンドンの代表的な都市であるピカデリー・サーカスでひっそりと佇む1軒の実在する古い本屋さんをテーマにしているそうです。

静かな本屋さんにある数々の美しいアンティークの本を彷彿とするような、落ち着いた色合いがラインナップしています。

ストーリードブルーは古本屋の外観をモチーフにしたアッシュブルーのインクです。

Storied Blue×トモエリバー/クリーム

トモエリバーに書いたもの

トモエリバー/クリームはにじみやかすれが起きにくいという特徴を持ち、しっかりとした書き心地をしたクリーム色の用紙です

文字はプレジールのM中字で書いています。

インクの色は青みの強い灰色です。ひんやりとした石畳のような、無機質な色合いをしています。

淡い色合いですが字が読めない程ではありません。

Storied Blue×iroful/イロフル

イロフルに書いたもの

iroful/イロフルという紙はインクの色・濃淡をくっきり鮮やかに表現できる特徴を持ち、しっとりとした書き心地をしています。

こちらもプレジールのM中字で書いています。

灰色みの強い青色のような発色になりました。冷たさのある落ち着いた色合いです。

濃淡が強く現れて美しいですが、色が淡くなりすぎて少し文字が読みにくくなりました。

自分のために使う分には問題ない色ですが、お手紙などに使用するには不向きかもしれません。

Storied Blue×ケント紙

ダイソーのケント紙(186.1g/㎡)に描いたもの

インクを筆で伸ばし、水でぼかしました。

使用した用紙は、ダイソーで売られている25枚入りの一番薄いケント紙です。

灰色と青の中間のようなインクですが、ぼかして描いてみると青色のインクなのだとしっかり感じることができました。

淡くなりすぎてしまうため、ぼかしての色塗りには向かない色だと思います。

まとめ:Storied Blueはひんやりとしたアイスグレーインク

古本屋さんの外観をイメージした色のため、石のような無機質な色合いをしておりひんやりとした印象があります。

正確にはアッシュブルーのインクではありますが、使用する紙によってはかなり灰色が強く発色することもあります。私の中では灰色のインクという認識です。

私は灰色インクが好きなため、この色がかなり気に入っています。自分の考えをひたすら書きだして考え事をする際には、このくらい淡い色の方が目がチカチカしないので作業が捗ります。

機会がありましたらぜひ試してみてください。

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