クリスマスティー 世界のTea time #2 セーラー万年筆
今日は、セーラー万年筆から数量限定で発売された世界のティータイムシリーズ第二弾のクリスマスティーというインクの紹介をします。
クリスマスティーは世界の伝統的な喫茶文化をテーマとした筆記具シリーズである「世界のTea time」の第二弾として万年筆やボールペンと共に発売されました。
今回紹介するインクはイギリスをはじめとするヨーロッパの国々でクリスマスの時期に楽しまれているスパイス入りの紅茶をイメージした色です。
クリスマスティー×トモエリバー/クリーム
トモエリバーはにじみやかすれが起きにくいという特徴を持ち、しっかりとした書き心地をした用紙です。
インク名はカリグラフィー用のつけペン、文章はプレジールの中字Mとガラスペンで書きました。
やや黄みのある赤色をしています。こちらの紙に書いた文字だけゴールドのフラッシュが現れました。
赤色と金の組み合わせがクリスマスらしくゴージャスです。
クリスマスティー×iroful/イロフル
iroful/イロフルという紙はインクの色・濃淡をくっきり鮮やかに表現できる特徴を持ち、しっとりとした書き心地をしています。
こちらもインク名はカリグラフィー用のつけペン、文章はプレジールの中字Mとガラスペンで書いています。
少しだけ黄みのある深い赤色に発色しました。
インクの濃淡がしっかりと現れるので書いていて楽しいです。
クリスマスティー×グラフィーロ・ペーパー
グラフィーロ・ペーパーは「ぬらぬら書く」をコンセプトに作られた紙で、明瞭な文字の輪郭とぬらりとした書き心地を両立させています。
こちらもインク名はカリグラフィー用のつけペン、文章はプレジールの中字Mとガラスペンで書きました。
黄みの強い赤色をしています。
この紙に書くと他の紙と比べてインクが明るく発色したように感じました。
クリスマスティー×MEETS TAKEGAMI A4 PAPER
MEETS TAKEGAMI A4 PAPERは100%国産の竹で作られたサスティナブルな紙です。一般的な紙と比べて表面にわずかな凹凸があり、個性的な書き味をしています。
こちらもインク名はカリグラフィー用のつけペン、文章はプレジールの中字Mとガラスペンで書いています。
黄みの強い深い赤色になりました。
ガラスペンで書く際にインクが一気に流れることがなく、文字が書きやすかったです。
インクの濃淡が現れにくいので万年筆だと少し物足りないかもしれません。
クリスマスティー×ツバメノート インクコレクションカード
インクコレクションカードにインクを塗ったり書いたりしました。インクコレクションカードはツバメノート特製の中性紙フールスを使用した名刺サイズのカードです。
ガラスペンと万年筆で文字を書き、インクを塗った部分は少しだけ水筆でぼかしました。
インクをしっかり塗った部分は深い赤色に見えます。水筆で伸ばすと黄みのある明るい赤色になりました。
クリスマスらしい冬の赤色だと思います。
クリスマスティーと似ている色の比較
クリスマスティーと色が似ていると感じた浮世絵インクの写楽赤桜と比較してみました。
文字はつけペンとガラスペンを使用しています。紙は竹紙です。
この2つのインクはとてもそっくりです。
クリスマスティーの方が少し暗い色をしています。しかし実に微かな違いです。
ガラスペンやつけペンで書いたので色の違いが現れましたが、万年筆で書いた文字はほぼ同じ色でした。
万年筆でこの色のインクを使いたいと考えている場合はクリスマスティーか写楽赤桜のどちらか片方だけの購入にした方がいいと思います。
ガラスペンやつけペンでの使用を考えている場合は少し違いを感じることができるので両方持っていてもいいかもしれません。
まとめ:クリスマスティーは冬らしい赤色インク
冬らしさと温かみを感じることができる深い赤色のインクです。クリスマスのイラストやクリスマスカードに使用するのにぴったりな色をしています。
もし機会がありましたら、ぜひ試してみてください。
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