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最後の年こそ。

2022シーズン。

怪我からのスタート。

トップチームにも自分の名前はなかった。

しかし、同期の仲間とスタッフの方にチャンスを頂きトップチームに上がることになった。

最後のチャンス。
1年からトップチームで試合に出て活躍することを目標に練習に励んできた3年間。

「最後の年こそ」

少しの可能性がある限り、自分を信じて進んできた。

しかし、現実はそう甘くなかった。

諦めかけた気持ちからシーズン半ばには、本気で就職活動にも取り組んだ。
サッカーだけではない。サッカーはあくまで手段だ。新たな道を進もう。そうやってサッカーへの想いをかき消そうとしていた。

そんな中、教育実習で母校の淞南に帰ることになった。

目標を達成するために必死に練習に取り組む生徒たち、熱すぎる指導者。
刺激のある3週間だった。

そんな姿を見て、気持ちが吹っ切れた。
「挑戦したい気持ちがある以上、チャレンジする」
淞南に勇気をもらった。



公式戦にもほんの数試合だったが、チャンスを頂いた。
その数試合は鮮明に残るほど、心の底から楽しかった。

あの緊張感。あの景色。あの雰囲気。

純粋な気持ちになった。

やっぱサッカーってええな。



試合に出ることは少しだったが、練習の中でも自分の成長を感じ本気でサッカーと向き合ってきた。

最後の大会。

夏の悔しさもあり、今まで以上に気合が入った大会だった。
このチームで上にいきたい。本気でそう思えた。

個人としても常にチャンスがいつ転がってきてもいいように準備してきた。

「なにがあるかわからない」と常に言い聞かせた。

しかし、最後の大会もピッチに立つことはなかった。

あっという間の1年、大学生活だった。
振り返ってみて悔しさが多い4年間だったが、自分のやってきたことには自信を持ちたい。

そしてこの1年も悔しさが残る年となったが、いろんな経験、感情から強くなれた。

いい形で終わらせたかったが、次に繋げる。

来年度からもまた挑戦できるチャンスを頂いた。

次こそ成長が結果につながるように、これからも本気でサッカーと向き合っていきたい。

ほんとに楽しかった。

ありがとう2022。
ありがとう大学サッカー。


向上心がなくなれば、そこで終わり。
常に自分を磨け。
挑戦は終わらない。

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