20200224のメモ

ひさびさに文章を書く.かれこれ6年ぶりくらいのことだ.

今回書こうと思ったのは,単になにもかかない日々が怖くなったから.書くことはある意味で考えることと直結していて,書かないことは私にとってそれだけ考える総量が減ることを意味する.

アウトプットとインプットのバランスというのはいつになっても難しく,たぶん一生解決しない.アウトプットが調子よくでているときは,たいていアウトプットに割いている時間が多いからで,その分インプットに割く時間が枯渇していく.時間だけが平等で,つまりは時間あたりのインプット,アウトプットの量をあげていくことでしか,改善出来る見込みはない.しかしながら,インプットやアウトプットの時間あたりのスループットが増えるころには,自分への要求水準もあがっているだろうから,結局のところいつになっても満足はできないのだ.

私の場合,インプットというのは,主に読書と読書メモの作成である.単にエネルギーの補充という意味も含めるならば,映画も美術鑑賞も含まれる.自分のなかになかった考えやアイデアや知識を詰め込む.消化のために咀嚼としてメモを作成する.メモの中身は箇条書きや図解である.

アウトプットというのは,タスクに応じた成果である.たとえば,プログラミングならば,プログラムが書かれたテキストファイルそのもの,もしくはそれによって実現された機能であるし,家事,例えば掃除ならばきれいになった部屋である.

ただこれだけのことを書いたり,それを読んだりするのが,なんとなく安心するのだ.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?