社会に対する当事者意識

偉大なるアーティストがどのような時代背景のなか、どういった主張を持ち作品を作り続けてきたのか。アーティストとは画家や音楽家などといった方々のみではなく、独自の課題感から新たなビジネスを生み出してきた起業家なども含む。

「世界に独自のフィルターで向き合い、自らの視点を作品に投影させている」人は全員アーティストだと思っている。社会を独自の視点で捉えて、そのイメージを作品に再構築することがアートだと思っている。

偉大な起業家や画家たちに通ずる僕が考える共通点は、「社会に対する当事者意識」が強いこと。社会に対する当事者意識の強さが、つまり志の高さ、視座の高さだと考えている。

自分自身のキャリア、次に自分の家族のことなど多くの人が考えていくなかで、影響を与えにいく範囲がどこまで広くなっているか。

幼少期に大きな社会問題にぶつかってきている人の方が「社会に対する当事者意識」が高い確率は高いと思う。実際、自分自身は学生時代など、自分の学校という範囲にしか目が向いていなかった。その頃に比べるといまの方が、「社会に対する当事者意識」は格段に高くなっているとは思う。でもまだ足りなさすぎる。

学生時代からレベル違いの社会的影響力出しにいっているな〜と感心させられる人もよく見かけるが、まさに「社会に対する当事者意識」が圧倒的に高かったのだなと思い知らされる。


僕自身、世界のなかで自分ごととして捉えられる範囲を増やしていき、社会に対する当事者意識を高めていきたい。それが真の影響力を高めることに繋がると信じている。

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