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EBt をクラウドサービスにすれば良いのでは?と思うかもしれませんが…

最初に

実は、一時期 WEBt なんていう Web サービスもトライしたことがありましたが、なーんか自分の中でしっくりこなかった。
というわけで、初心に戻ってスタンドアロンのアプリにしています。
今日は、その理由についてぼそっとしゃべりたいと思っています。

クラウドサービスにしない理由

ぶっちゃけデータサイズとお金です。データサイズがまず問題。なにせ、データサイズはそのままクラウドサービスの利用料に乗っかってきます。だから、クラウドサービスにすると金銭的に辛くなってくる。
テキストだけならデータサイズはあんまり増えないのでは?と思うかもしれませんが、メモが増えれば増えるほどDBは肥大化します。そして、DBサイズはこれまたお金に直結する。
そうすると、EBt を維持するためのお金をどこかから工面しないといけない。だから、ユーザーを集めるためのこととか、当然やらないといけないことが増えてくる。

だから、クラウドサービスにしないのです。

私が EBt で生きていくと腹をくくったらもうちょっと違うことになるだろうとは思うます。でも、今までに書いたように EBt はちょっと RDB に乗らない構造のデータ管理をしています。
で、この管理方法は、正直かなり重たい。CPU もがっつり使う。課金地獄一直線です。また、大量のファイルアクセスが発生するので、そこそこ速いストレージを使わないといけない。これがまた高い。
その分のお金を何とか工面するなんてことも考えると、どうにも出来る気がしない。

まぁ、リスクが高すぎるという判断です。個人でやれる規模を超えるみこみだから、私の手に負えないのですよ。

正直、EBt がそんなに儲かるとは思わないしなぁ…

クラウドである必然性というのもちょっと気になっている

EBt みたいなソフトをクラウドでサービスする必要性ってのも正直ちょっと疑問だったりします。
最近は、何かサービス立ち上げるんだったら当然クラウドでしょ?的な雰囲気ですが、なんというか、ちょっと違うような気がしている。

クラウド版である利点って何かな?ってのを考えると

  • データを自前で持たなくても良い(お引っ越しが楽)

  • Webアプリとして作れば特にインストールをしなくても良い

  • 普通のアプリとして作ったとしても物理データの管理で悩まなくても良い

こんなところかな。

クラウドアプリの問題点としてはこんなところかな?

  • セキュリティ的な問題がついて回る(絶対に破られないなんて事はない)。メモは個人情報の塊なので漏洩すると即死する。

  • 何か事情があってサービスを止めたくなってもすぐには止められない
    (ユーザーがいたら)。

  • 24h運用は正直辛い。

  • データの保持・バックアップといった日々の運用がシビア
    (お客さんのデータだからね)。

あと、Web アプリは正直作るのがしんどいとかそう言うのもあるけどそれはあえて棚の上。

まぁ、問題点はこの辺をちゃんとやる手間よりも、クライアントアプリとして作って勝手に使ってもらった方が楽。俄然低コストなんですよ。
でも、複数PCで動かすのが辛いよね?ってなるから、そこは同期機能でカバーしてます。

結局は作者のわがままなんですよね

身も蓋もないけど。でも、わがままと言えばわがまま。そのわがままは、もしかすると EBt のユーザーを増やすという面では不利になるかもしれない。
でも、良いのです。EBt は趣味に走ると決めたので。
正直、規模的には趣味のレベルとか個人で作るレベルとかガン無視のサイズになっています。クラスの数とか、ステップ数とか、もう、ね。多分、普通に発注して作ってもらったらびっくりするぐらいのコード量。
諸々考えて、かかった費用を全部回収することなんか、考えちゃいかんのです。
広告のっけたりとか、そっちもあるかな?って気もするけど、その手間に見合った収益があるとも思えないしね。

というわけで。

EBt は利益ガン無視でこれからもいきます。
…さすがにしんどいので同期機能は年間200円の設定にしましたけどね…

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