仕事を持ち帰るのってどう思う?
こんにちは。風助です。
皆さんは仕事を持ち帰るのってどう思いますか?リモートワークが進むとは言えそれは一部の企業だけ。多くの中小企業は今だ出勤している社員が大勢います。そんな中、陰鬱とした職場ではなく、残業代が出ずとも快適な家で仕事がしたいなんて人がいるのも事実です(私です)。
そんな仕事の持ち帰りでどんな問題が出てくるのか、すこし考えてみました。
画像はみんなのフォトギャラリーより「塩/sio」さんの作品です。
デメリットその1:機密問題
はじめは顧客データをはじめとする機密関係の問題があります。会社から支給されたPCからデータを取り出し、個人所有のPCにコピーして操作する…なんてことをする人がいればセキュリティ的に大問題です。でも会社のPC低スペックだし自分のほうが全然イイ!とか考えるわけです(私です)。
イライラしながら低スペックPCで仕事するより個人の比較的ハイスペックなPCで、しかもうるさい上司というオプションを排除できるなら最高じゃないですか。
私は顧客データとかは基本持ち出さないようにしています。家でやるのはマニュアル作成とかくらいです。だからと言って許されるわけではないですが…。
デメリットその2:労働時間の管理
次に考えられる問題は労働時間の管理ですね。労働者側は納得していても経営側からしたら良いとは言えないでしょう。一度も経営側に立ったことのない私では発言力がないかもしれませんが。
何がよくないかと言えば、いらない弱みを作ってしまうからですね。国から見れば「従業員の実労働時間を把握できていない」ことになります。国から指導が入ったり、SNSに晒されたりしようものなら信用がた落ちです。
信用が落ちた企業は採用にも問題が出てしまい、会社としての運営が難しくなります。何としても避けたいところですね。
デメリットその3:長時間労働
最後に考えられるのは長時間労働です。いくら労働者が納得しようと法の上限を超えた時間仕事をやることになれば体や心がもちません。知らず知らずのうちに限界を迎え、リタイアすることになったら目も当てられません。
私も一時期体がボロボロだった時期がありましたが、周囲の人に言われるまで気が付きませんでした。案外自分のことは把握できて無いものですよ。
以上がデメリット。ですがデメリットがあれば多少なりともメリットがあるはず。それをいくつか考えてみます。
メリットその1:精神的安定
やっぱり上司がいないのは最高。それに周りの人の目を気にせず音楽聞きながら作業ができるのもGOOD。環境が良いから仕事がはかどる。イライラしながらだらだら仕事するより100倍マシ。
こんなとこですね。思ってること書いただけですが、これがどれだけ大切か…。社畜の皆さんならわかってくれるはず。
メリットその2:PCスペック
会社のPCはスペックが低すぎる!もっといいもの用意してほしい。会社が許可してくれないから個人でPCの周辺機器揃えちゃったくらいには納得がいかない。
今後どんどん進むIT化、DX化でPCのスペックというのはかなり大事なことだと考えています。
ロースペックPCでだらだら仕事をし、残業代を払い、会社の評判を落とすのか、ハイスペックPC(オーバースペックである必要はない)で仕事をし、定時で上がり、評判を上げるか。どちらがいいかは一目瞭然です。
変なとこでいちいちフリーズしてるようではだめなんですよ。これは必要経費だ!けちってんじゃねえ!
だからハイスペックな個人のPCで仕事したくなるんですよ。
メリットとしては精神的なものや効率の問題になります。これは職場で改善できる場合もありますがどうしようもない場合が多いですからね。
まとめ
会社のデータを持ちだすことは基本的にアウトです。そのことは忘れないように。それでも我慢できないことがたくさんあるこの現代では仕事を(自発的に)持ち帰りたくなることがあるかもしれません。そんなときは自分の良心に問いかけてみてください。
私ではとても仕事の持ち帰りが良いか悪いかなんて決められません。ですが間違いなく言えることが一つ。仕事を持ち帰ってまでやっているあなたの会社はブラックです。
最後に小説「この素晴らしい世界に祝福を!(著:暁 なつめ)」に登場する宗教(アクシズ教)の教義をひとつ
自分を抑えて真面目に生きても頑張らないまま生きても明日は何が起こるか分からない。分からない明日の事より確かな今を楽に行きなさい
何があなたにとって一番大切か見直してみるのも必要かもしれませんね。
今回はここまで。次回までさようなら。
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