占いとこども
いつから占い結果で一喜一憂しなくなったっけ?
テレビ番組の占いコーナーで大騒ぎする子供たちを見ていて、ふと思う。
若いころの私は、真剣に占いで未来を切り開けると思っていたし良い結果がでればそれを信じて一心不乱に夢を追いかけていたっけ。
「当たると有名な占いサイトが言っている! 私の夢は叶って成功する」って。
そんな自分を愚かだったとは思わないけどね、実力も経験もないのに自信だけは大いにあったなぁとしみじみ思う。
いや、違う、自信があったんじゃなくてどうにもできないもどかしい思いを占いで慰めていたんだ。
今だってどうにもならないことだらけなのに、なんで占いを気にしなくなったのだろう?
色んな答えが浮かんでは消えるけど正解にはたどり着けないし、いっそどうでもいい。
今日もただ、夢中で子供と駆け回るだけ。
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