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2023年入試データ

日能研にお通いの皆様は、
『MY NICHINOKEN』の使い方のレクチャーは受けましたか?

先日、オン・ザ・ロード資料がUPされ、
学校別の入試詳細データも2023年入試のデータへと更新されていたので、
もしご存知ない方がいらっしゃったらと思い記事にしています。
(『MY NICHINOKEN』模試の結果だけでなく、
特に入試情報の見方なんかはマニュアルなど用意していただけないものでしょうかね・・)

学校別入試データの見方

『MY NICHINOKEN』のサイドバーにある、
「オン・ザ・ロード資料」内〜「2023年首都圏入試分析ブック」の右下、
「さらに詳しい入試データ」から各学校の入試データを見ることができます。
(見出し画像参照)

今年は男子がとても厳しい年だった・・と界隈では言われてますが、
R4が偏差値50以上の男子校25校の2/1の受験結果を見てみると、、、
R4以上の受験者層であるAゾーンでの合格率が、
結果80%以上だった学校を見つける方が難しいくらいです。。
(日能研R4とは、所謂80%偏差値のこと)

2/1男子校25校:Aゾーン合格率

合格率80%を越えた学校は、
筑駒・慶應普通部・浅野・サレジオA・攻玉社①・巣鴨①・鎌倉学園①のわずか7校。

それ以上に厳しいと感じたのがR3〜R4のBゾーンでの合格率。
こちらは50%以上どころか20%台がザラにありました。
(日能研R3とは、所謂50%偏差値のこと)

2/1男子校25校:Bゾーン合格率

合格率50%を越えた学校は、
駒東・早稲田①・浅野・芝①・桐朋①・都市大①・攻玉社①・巣鴨①・鎌倉学園①のわずか9校。

この結果をどう見るかはそれぞれかと思いますが、
少なくともR4=80%は希望値程度の認識で捉えて、
特に併願校の選定については+3程度の余力は持っておくべきですね。

それと最も意識しなくてはいけないのが他塾との相対性ですね。
SNSで見かけたのが、SAPIXの生徒数が増えていて、
最上位層だけでなく所謂ボリュゾ層(S50)が厚くなっているという見解です。

例えば、塾別の各校合格者数を見てみると、
ここ2年で高輪(N53)成城(N52)のSAPIX合格者数が急増してるんですね。
こうなってくると、
これまでは難関以上を目指す受験生は全体的な立ち位置を確認するために、
SAPIXオープンを受験すべきと言われてましたが、
もはやボリュゾ層でも日能研内順位だけでは安心できないのではないかと思います。

SAPIX、四谷では早くも結果偏差値速報が出ているようですが、
昨年比でどのように推移しているか?
直近の予想偏差値と結果偏差値のギャップはどの程度だったか?
また学校別では他塾との難易度の差がどのようになっているか?
などなど、
今年は実際に受験した年度のものなので、
息子が受験した学校を中心に(特に進学先!)
各塾確定版のリリースを楽しみに待ちたいと思います。

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