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2022フランス大統領選で、マクロンとルペンどちらが当選するか予測

要約

node-red /sentiment(以降、感情推定モデル)を使って、2022年4月10日(日)から実施される、フランス大統領選でマクロン大統領ルペン候補(決戦投票は4月24日(日))、どちらが政権獲得するか予測(4/7 10:00時点)してみました。結果は、マクロン大統領 再選と予測しました。フランス全土そのまま調査するため、投票区ごとの傾向分析はしません。

目的:全国規模の傾向分析や商品のリアルタイムトレンド分析を行う。
マスメディアの調査より有効であること、どの程度有効なのか、を確認する。

1.概要

前回(2017年)「右でも左でもない」と超党派を掲げて旋風を巻き起こしたマクロン大統領。「右派共和党VS左派社会党」という伝統的な構図に大きな変革をもたらしました。この大統領選挙でもマクロン氏は立候補が有力視されています。しかし、ルペン候補という「フランス初の女性大統領」を目指す強力なライバルが現れ、予測がつかなくなってきています。

フランス大統領選が極右政党、国民連合(RN)のマリーヌ・ルペン氏とマクロン大統領の決選投票となった場合、ルペン氏に投票する意向の有権者の割合が48.5%と、過去最高を更新した。調査会社ハリス・インタラクティブが週刊経済誌シャランジュ向けに実施した世論調査が4日発表された。

過去数カ月間はマクロン氏の勝利が既定路線と考えられていたが、ルペン氏はここ数日で勢い付いており、両氏の差は誤差の範囲内に縮小した。

2. 弊社予想(2022/04/07 10:00時点)


フランス大統領選が現職のマクロン大統領と、国民連合(RN)のマリーヌ・ルペン氏との決選投票となった場合、マクロン大統領の勝利、と判断しました。

熱量分析:波形が大きくかつ激しいほうが強い
感情分析:好き・嫌いの2択 上限値はマクロン大統領が上

2022フランス大統領選 国民感情分析

3.詳細 マクロン大統領

熱量分析:波形が大きくかつ激しいほうが強い

マクロン大統領のほうが、大きくかつ激しい。つまり、マクロン大統領に
フランス国民は熱意を持っている、ということです

感情分析:好き・嫌いの2択 

好き・きらいという感情に準拠した数値です。
マクロン大統領が上であることが確認できます。

(事例)岸田内閣と憲法9条

2022/04/06 岸田内閣と憲法9条に対する感情分析 

熱量分析:波形が大きくかつ激しいほうが強い
両方とも、なし
感情分析:好き・嫌いの2択 
両方とも、なし

日本国民は、岸田内閣と憲法9条に無関心、ということがわかります。

だから、世論調査で支持しますか?と聞くと、どうでもいいので
トラブルをさけるために、”支持します”という回答になります。

積極的には、以下の通り。

4.詳細 ルペン候補

熱量分析:波形が大きくかつ激しいほうが強い

ルペン候補のほうが、マクロン大統領にくらべ大きくなくかつ動きがない。つまり、ルペン候補にフランス国民は熱意を持っていない、ということです

感情分析:好き・嫌いの2択 

好き・きらいという感情に準拠した数値です。
マクロン大統領が好きが上(オッズ比:2.5)で、
ルペン候補が好き(オッズ比:1とする)より上回っていることが
確認できます。

オッズ比:ある事象の発生に対し(この場合、フランス大統領選に当選する)、複数の原因があり(この場合、フランス大統領選に複数の候補が立候補している)、どれがより強く関連しているのか(だれが当選するか)比較をしたい場合、使うのがオッズ比です。

数値の見方:1を基準として1から離れているほど結果に対して原因が強く影響するというように判断します

#フランス大統領選 #マクロン大統領 #ルペン候補 #ウクライナ戦争

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