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未来明察

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衛星画像データ、国民感情分析などのオープンソースから未来動向を予測します。例えば、COVID-19は、武漢においてCOVID-19が中国から韓国に感染が伝播する様子が2019年1…
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#国力

ロシアによるウクライナ侵攻 ロシア国力限界をウラジオストクの衛星データから分析する(2022/07/25)

2/24のウクライナ戦争開戦後、いつ、ロシアは国力限界点を迎えるのか、衛星データから検証します。 下記URLの続きです。 (1)はじめに:一般的に,サービスセクターや工業生産が活発化する場面では, 大気汚染 排出を伴う経済活動が活発化します。 (2)サービスセクター活動量コロナ渦(2020-2021の平均)サービス部門の活動量です。 ここでは、サービス部門とは工業生産以外の活動量、つまり生活水準です。 ウラジオストク=アジアとの取引量 と考えていいです。 コロナ渦(2

ロシアによるウクライナ侵略 ロシアの国力限界をウラジオストクの衛星画像から解析する(2022/07/25)

2/24のウクライナ戦争開戦後、いつ、ロシアは国力限界点を迎えるのか、衛星データから検証しています。 今回は、ロシアのアジア側の窓口 ウラジオストクです。 (※正確には、ボストチヌイ港というウラジオストクから東に20KM離れた港のみが活動しています。しかし、衛星データの収集単位が50Km単位なので、ウラジオストク周辺50Kmという説明が正確なのですが、日本人がよく知っているウラジオストクを使って説明しています) 結論:6月以降、ロシア全体としては国力を急速に落としています

ロシアによるウクライナ侵攻 ロシア国力限界を衛星データから分析する(2022/07/05)

2/24のウクライナ戦争開戦後、いつ、ロシアは国力限界点を迎えるのか、衛星データから検証します。 結論:6月以降、ロシアは国力を急速に落としています。国力としては、限界にきているようです。ここでは、衛星データで詳しく見ていきます。 はじめに:一般的に,サービスセクターや工業生産が活発化する場面では, 大気汚染 排出を伴う経済活動が活発化します。 (1)都市活動量例年:Baseline 2015 - 2019 年 つまりコロナ渦が発生する前とした、 都市活動量です。 ロシ

ロシアによるウクライナ侵略 ロシアの国力限界を衛星画像から解析する(2022/07/05)

2/24のウクライナ戦争開戦後、欧米および日本は、ロシアに対し経済制裁を課しています。その結果どうなっているのか、具体的には、いつ、 ロシアは国力限界点を迎えるのか、検証します(vol2)。 結論:6月以降、ロシアは国力を急速に落としています。国力としては、限界にきているようです。 衛星画像、衛星データでも明確にその結果が出ています。 (1)夜間光2022/05/01 夜間光@モスクワです。 都市が活動している様子が写っています。 2022/07/01 夜間光@モスク

ロシアによるウクライナ侵略 ロシア国力限界を主要港 衛星画像から解析する(2022/06/21)

2/24のウクライナ戦争開戦後、欧米および日本は、ロシアに対し経済制裁を課しています。その結果どうなっているのか? つまり、 いつ、ロシアは国力限界点を迎えるのか、を検証しています。 本日は、ロシア主要港 サンクトペテルブルグ。 結論:6月に入り、ロシアは国力を急速に落としています。 衛星画像、衛星データでも明確にその結果が出ています。 サンクトペテルブルグなど、ロシア主要港については、 ロシア海上貿易の実態 として、週1くらいで別に行っています。 夜間光 概要そこで、

ロシアによるウクライナ侵略 ロシア国力限界を主要港 衛星データから解析する(2022/06/21)

2/24のウクライナ戦争開戦後、欧米および日本は、ロシアに対し経済制裁を課しています。その結果どうなっているのか、具体的には、いつ、 ロシアは国力限界点を迎えるのか、ロシア主要港  サンクトペテルブルグの状況を衛星データから検証します。 結論:モスクワ以外の都市、今回のようなサンクトペテルブルグでも、 6月から経済の落ち込みが顕在化しています。 衛星画像、衛星データでも明確にその結果が出ています。 ここでは、衛星データの分析をします。 衛星画像は、下記 (1)年間物流