Futures Thinkins(未来思考)関連記事:未来へのロードマップを描く『金融』
Futuristコミュニティに参加して、Futures Thinking(未来思考)についてSho Tさん(Sho T|note)と検討を進めています。
そして、「起こりうる可能性を洞察する」ための羅針盤として、中長期まで(例えば10~100年後程度)の「未来へのロードマップ」をいくつか例示しています。
「お金」は空気のように「存在を感じないモノ」になってきています
クレジットカード、スマホ、PayPayなどのキャッシュレス決済があたりまえになり、顔認証などを利用して商品を持ち帰るだでけで自動決済完了という店舗も登場しました。金融の機能は利用者の世界に組み込まれてAIや新技術をとりこんで、利用者の自然な生活に急速に溶け込もうとしています。そのために前提として必要なのが、デジタルネイティブな視点での仕組みと制度のゼロからの再構築です。
このため
金融の課題: 金融のデジタル化
が大きな課題となっています。
金融の「起こりうる未来のロードマップ」を、大きく以下の2つの流れとしてとらえました。
flow1)現在の取り組みの延長にある未来(線形仮説)
仮説:
金融のIT化/DX化の流れが加速していった結果、残存する金融サービス・業務の98%がデジタル化されている未来を2070年に想定する流れ
ざっくりとグラフで「金融デジタル化率の推移」を表現してみました
flow2)産業構造を激変する未来(非線形仮説)
仮説:
分散型金融(DeFi)等の中央管理ではない新しい構造の出現により、ビジネスとしての集権型金融が完全に消滅している未来を2120年に想定する流れ
さらに、2つの変化が交差する流れとしてとらえます
flow2-1)集権型金融ビジネスが崩れていく流れ
flow2-2)分散型金融(DeFi)が主流となる流れ
そして、分散型金融(DeFi)の比率が高まるにつれて、自分たちで複数の経済を設計する「トークンエコノミー(※)」で生活する比率が高まってゆきます。
ざっくりとグラフで「金融組織形態の推移」を表現してみました
詳細は以下を参照してください
Futures Thinkins(未来思考)の検討結果については、今後本文の「未来編」へ組み込んでいく予定です。
Future Thinking関連記事:
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