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フューチャーリテラシー :「可能性の未来」を読み解くために

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本マガジンでは、2022/12/12に出版した、『フューチャーリテラシー Futures Literacy :過去から未来へ,「可能性の未来」を読み解くために』についての情報を掲…
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#未来予測

書籍『フューチャーリテラシー 』関連情報リスト

Futures Literacy :過去から未来へ,「可能性の未来」を読み解くために 本マガジンは、2022年12月12日に出版を契機にリスタートいたしました。 書籍『フューチャーリテラシー Futures Literacy 過去から未来へ,「可能性の未来」を読み解くために』に関連する情報を掲載していきます。 【記事】1)『フューチャーリテラシー』出版記念トークイベント開催(12/20) 【読書のポイント】1月)宇宙・生命・脳の進化に見る、ネットワーク連鎖の入れ子構造

「未来リテラシー書店」へのアクセス

●神保町からPassage bis! Books & Cafeへ都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線「神保町駅」A7出口徒歩1分  神保町駅よりすぐのPASSAGE店舗正面右手にあるエレベーターから3階

あとがき_『フューチャーリテラシー』

書籍『フューチャーリテラシー Futures Literacy 過去から未来へ,「可能性の未来」を読み解くために』からの抜粋です あとがき●本書がお伝えしたいこと 1)歴史を相互作用の流れとしてとらえる 私たちがふだん目にする書籍や記事では,インパクトのある表面的な部分だけが強調されていて,歴史のつながりや環境,他の因子と絡み合う相互作用としてとらえることが困難です。例えば,つぎのような。 前編では,9章に示すモデルを逆方向にはたらかせることにより,相互作用とネットワ

『フューチャーリテラシー』出版記念トークイベント開催!

12月12日発売予定の 『フューチャーリテラシー Futures Literacy 過去から未来へ,「可能性の未来」を読み解くために』 の予約販売が本日(12/7)より開始しました 本書は、皆さん自身の力で「未来」を読み解く能力をつけるための参考書です!! これに伴い、出版記念トークイベントを開催します(12/20 20:00~)。 ぜひご視聴いただければご思います。 ご登録は、こちらからお願いします。 書籍概要: こんな方におすすめ 目次: まえがき 前編:未来

Futures Thinkins(未来思考)関連記事:未来へのロードマップを描く『企業』

Futuristコミュニティに参加して、Futures Thinking(未来思考)についてSho Tさん(Sho T|note)と検討を進めています。 そして、「起こりうる可能性を洞察する」ための羅針盤として、中長期まで(例えば10~100年後程度)の「未来へのロードマップ」をいくつか例示しています。 今回は、「企業」の中長期的な「未来へのロードマップ」を作成してみました。 今回作成した記事です 記事の内容をざっくりとご紹介します 資本主義を前提とする「企業」は、

Futures Thinkins(未来思考)関連記事:未来へのロードマップを描く【農業】

昨年末からFuturistコミュニティに参加して、Futures Thinking(未来思考)についてSho Tさん(Sho T|note)と検討を進めています。 前回の記事では、中長期まで(例えば10~100年後程度)の「未来へのロードマップ」を作成することにより、「起こりうる可能性を洞察する」ための羅針盤として活用することについてお話しました。 今回は、その具体的な仮説思考として、「農業」の中長期的な「未来へのロードマップ」を作成してみました。 詳細は以下を参照して

【閑話】Futures Thinkins(未来思考)関連記事:『未来へのロードマップ』を描く方法について、他

昨年末からFuturistコミュニティに参加して、Futures Thinking(未来思考)について検討を進めています。現在は、『未来へのロードマップ』を作成中です。 関連記事を2つご紹介。 Futures Thinking(未来思考):『未来へのロードマップ』を描く方法について中長期的(例えば10~100年後程度)な『未来へのロードマップ』を作成することにより、「起こりうる可能性を洞察する」ための羅針盤として活用することを目的とします。 本記事では、『未来へのロード

2020年から描く30年の未来編 :ダイジェスト

本書は、「未来を読み解いて、コンセプトを紡ぎだす」方法を提案することが主題。 本節では、本書で提案する手法を使って30年後の未来を読み解いたコンセプト・サンプルを提案する。 4.1 では現在の常識的とされる未来を示し、4.2でそれをインプットとして未来を読み解いたコンセプト・サンプルを提示する。導出したコンセプトの是非が議論の対象ではなくそれを導くプロセスが重要でだ。 もし4.2で示したコンセプト・サンプルが読者にとって既知の常識であるならば、それを4.1に組み込んであら

未来を読み解くための「アイデア・プロセッシング」編:ダイジェスト

●準備 まずは、アイデア・プロセッシングの準備運動。 推論、類推のおさらい。アブダクション(仮説推論)とか知らない方はざっと目を通してね。 ●仮説推論と類推で紡ぐ「未来の物語」 ・仮説推論という考え方 ・未来を読み解くためのアブダクション(仮説推論) ・未来を読み解くための「類推」 ●未来を読み解くためのモデル ここからは、本書オリジナルのモデルを使って、未来を読み解くというお話し。前編のエッセンスをモデルにして、今足りないものを発見するために使う。 1)「ミクロ・マ

未来を読み解くための「ヒトー文化共進化」モデル

●「ヒトと文化」の共進化モデル 「ヒトー文化の共進化」のモデルを、未来を読み解くために利用しようというお話し。 ヒトと文化、集団規模とコミュニケーション能力は相互に影響し合い、その複合的な共進化のサイクルがヒトを世界中に拡散し、さまざまな文明を誕生させた。 ヒトが集団で獲得し継承するものを総称して「文化」と呼ぶ。 詳細はこちら。 「ヒト」は内外の環境に適応するために、新たな「文化」を創造する 「文化」が進化すると、それに依存する「ヒト」も進化する 生存競争に優位な

未来を読み解くための「革新的変化」モデル

産業革命など、ヒトの生活を根底から変える事象には共通のパターンがある。「革新的な変化の前兆」をモデル化して、ざっくりと捉えて未来を読み解く参考にしようというお話し。 ●「革新的変化」モデル 〇「革新的変化」モデルの視点 〇「革新的な変化」モデルの問い ●サンプル:「産業革命」を読み解く「革新的変化」モデルを使って、「産業革命」の過去、現在、未来を読み解いてみる。 詳細はこちら ○何が【巨大な壁】となっているのか そして、【革新的な変化】は「土地の限界」の壁を打ち壊

「仮想世界経済」の誕生

-- 30年後の未来を読み解く第三弾 :物語を紡ぐ(準備編) --  我々が常識と考えている科学も、論理的な思考法も、経済も、ここ数百年のできごとにすぎない。我々は、常識にとらわれやすく、かつその常識をいとも簡単に塗り替えてしまう。  ゲームや一部のマニアのためと考えられていた「仮想世界」が、「リアル世界」の生活や仕事の一部となろうとしている。  2021年10月28日Facebookは社名を「メタ」に変え、ビジネス向けの「仮想世界」構築に本腰をいれることを宣言した。ヒ

非線形思考を描く筆とパレット:メタプロセッシング

  -- 30年後の未来を読み解く第二弾:コンセプト編集 --  印刷時代の末期を迎え、スタートからゴールまでシーケンシャルに論理を並べる思考法が変わりつつある。 メモ:スケーラブルでコンポーザブル、コネクテッドであり、機械学習(ML)を活用したものになるだろう  浅い思考のモノたちが、「情報世界」をパートナーとした独自の思考方法を身につけていく。  直感と仮説によりゴール近傍にあたりをつけてスタートして、ゴール周辺を縦横無尽に行き来しながらしだいにゴールのイメージを

連想探索を支援する:コネクティブ・ブレイン

  -- 30年後の未来を読み解く第一弾:コンセプト編集 --  ヒトは通信網や交通網などのコミュニケーション手段を使ってコミュニケーション能力を高めることにより、集団の中からより良い文化を発見し、学び、創造し、時空を越えて普及して社会進化のサイクルを回す。  情報世界においてヒトは、膨大なコンテンツ群の中から情報流通サービスというコミュニケーション手段を用いて「価値あるコンテンツ」を探し閲覧する。  ヒトと文化の共進化のサイクルを次のステップに進めるあらたなコミュニケ