シノプシス、第2四半期決算後にベアードがアウトパフォームのレーティングを維持したことで急伸

2024年5月23日

シノプシスの第2四半期の非GAAPベースの1株当たり利益は、コンセンサス3.05ドルに対し3ドルであった。売上高は前年同期比5%増の14.6億ドルで、コンセンサス15.2億ドルを下回った。
次四半期ガイダンス：
シノプシスの一株当たり利益はコンセンサス3.20ドルに対し、3.25～3.30ドルを見込んでいる。第3四半期の売上高見通しは15.1～15.4億ドルと、市場予想15.4億ドルの下限に傾いている。

また水曜日、シノプシスはアンシスの買収計画に関する最新情報を発表した。シノプシスCEOサシーン・ガジ氏は、
「本日、アンシスの株主によって承認されたアンシスの買収計画は、シリコンからシステム設計に不可欠なソリューションを提供することで、あらゆるテクノロジー・イノベータに力を与えるという当社の使命を促進するものと期待している。」
と語った。
この買収は2025年前半に完了する予定である。

シノプシスは、エレクトロニック・デザイン・オートメーション（EDA）を提供している。シノプシスはNvidia（NVDA）のサプライヤーであり、NvidiaはシノプシスのEDAツールを使用して設計、検証、チップ・ファブ製造への移植を行っている。