アマゾン決算 期待に届かず株価は下落も、AWSは改善
アマゾン(AMZN)の株価は、第2四半期業績と第3四半期ガイダンスがまちまちで、中間点の収益見通しがウォール街の予想を下回ったため、時間外で下落している。
しかし、AWSの成長率が19%増の263億ドルと、ウォール街の予想(17.6%増)を上回ったことで、損失は軽減された。AWSの予想を上回る成長は、火曜日にマイクロソフト(MSFT)が発表したAzureの残念な結果に続くものだ。
1株当たり利益は1.26ドルで、前年同期の0.65ドルから増加し予想を上回った
売上高は10.2%増の1,480億ドルで予想を7億6,000万ドル下回った。
北米売上高は前年同期比9%増の900億ドル、海外売上高は7%増の317億ドルだった。
第2四半期のオペレーター利益は前年同期比ほぼ倍増の147億ドル。
営業利益率は2023年同期の5.7%から9.9%に上昇した。
広告売上は前年同期比20%増の128億ドル。
実店舗の売上は4%増の52億ドルだった。
オンライン売上は5%増の554億ドルだった。
フリーキャッシュフローは、2023年6月までの12ヵ月間が79億ドルだったのに対し、12ヵ月間が530億ドルに急増した。
第3四半期のガイダンス
売上高は1,540億ドルから1,585億ドルの間で、中間値は1,584億3,000万ドルと予想されている。
営業利益は115億ドルから150億ドルと、2023年第3四半期の112億ドルを上回るが、156.6億ドルという予想コンセンサスを下回る。
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