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アップル:決算を好感、アップル・インテリジェンスへの期待 

  • 第3四半期GAAP EPS 1.40ドルは0.06ドル上回る。

  • 売上高858億ドル(前年同期比4.9%増)は14.2億ドル上回る。

  • 1株当たり0.25ドルの四半期配当を発表。FWD利回りは0.46%。

  • 8月15日支払い、8月12日登録株主対象、8月12日配当落ち。

アップル(AAPL)の株価は、iPhoneメーカーが予想を上回る第3四半期決算を発表したことで、木曜日の延長取引でわずかに上昇した。
6月29日締めで、アップルは売上高が前年同期比5%増の857億8000万ドルとなり、一株当たり1.40ドルの利益を得た。この売上高には、iPhoneによる393億ドルが含まれている。アナリストは、844億ドルで1株当たり1.34ドルと予想していた。
製品全体の売上は615億6000万ドルで、予想の606億3000万ドルをわずかに上回った。
この期間に好調だったのはiPadとMac事業で、両グループはそれぞれ前年同期比24%増の71億6,000万ドル、2.5%増の70億ドルだった。アナリスト予想はそれぞれ66.3億ドル、69.8億ドルだった。
また、アップルのサービス事業は前年同期比14%増の242.1億ドルとなり、予想の239.6億ドルを上回った。
アップルのウェアラブル事業の売上高は81億ドルで、前年同期比2.3%減となったが、アナリスト予想の77億9,000万ドルを上回った。
中華圏からの売上は前年同期比6.5%減の147.3億ドルとなり、アナリスト予想の152.6億ドルを下回った。

ティム・クックCEOは声明の中で、開発者会議で発表された人工知能ツールをユーザーと共有することを非常に楽しみにしていると述べた。「我々は、これらのツールをユーザーと共有することを非常に楽しみにしており、我々の仕事の原動力である価値観でリードしながら、顧客の生活を豊かにするイノベーションに大規模な投資を続けている」と述べた。

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