TikTok本著者が語る、TikTok今後の動向
みなさん、こんにちは!
「TikTok〜最強のSNSは中国から生まれる〜」の著者のこうみくです。
今日は、トランプ大統領がTikTokのUS事業を禁止させるという通知を受けて、
TikTokをマイクロソフトに売却する交渉を行っているバイトダンス社、及びTikTokが今後どうなっていくのか?
という話題について、解説していきたいと思います。
わたしはバイトダンスの北京本社で務めていたこともあり、TikTokのプロダクトはもちろん、上司、同僚そして「TikTokを筆頭に世界を目指すんだ!」という夢に向かって、みなで邁進する会社の文化が本当に大好きでした。
そんな大好きな会社が、いま、連日大きな世界情勢の渦に巻き込まれて、大変なことになっていることに、とても心を痛めています…。組織を離れてしまった今、なにも出来ない自分が本当にもどかしく、無力感でいっぱいですが、せめて日本の皆さんに、少しでもTikTok、そしてバイトダンスを取り巻く世界の真情をを知っていただきたく、筆を取りました。
はじめに、ここで解説することは全て個人的見解であり、バイトダンス社の公式見解とは一切関係がないことを、明示しておきます。
また、今からお話しすることは、全て日本時間2020年8月3日時点での情報をもとに作成しているということをご了承ください。
なお、この記事は、有料となっていますが、「今の中国を切り口に、一歩先の日本の未来を知る」ことを目的とする、日本最大の中国ビジネス系オンラインサロン(月額1690円)の中では、無料公開されているので、良ければそちらの方もどうぞ。
1.各々のステークホルダーに及ぼす影響
まず、結論から言って、今回、TikTokがもし米国事業が禁止となった場合、若しくはマイクロソフトに売却された場合に、関係者に及ぼす影響はこのようになると考えられます。
●A. クリエイター
インフルエンサー事務所
TikTok日本法人の従業員 に対して
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