愛知公演の備忘録と少しの自分語り
初遠征。
初一人旅。
一人で行動することが好きで、元々一人旅に行きたいとそう思いつつ、行くには至らなかったこれまで。
なにせ、ゴリゴリのインドア派で"おうちにいたい"タイプなもので、重い重い腰を上げられずにいました。
ただ、アンジュルムを好きになってからはライブに行きたいと、そのモチベーションでフットワークが明らかに軽くなっていたんです。
ライブに何回か行き始めて、思いました。
何よりライブでパフォーマンスを見たい。
一度あの空間に居てしまったら、もう抜け出すことはできないんです。
その思いが強くなっていた頃。
夏のアンコール公演の申し込みが来て。
常に金欠のようなもので、今は遠いところには流石にいけない。
でも、中野は当たるかわからない。
愛知。
名古屋に元々行ってみたかった気持ちはある。
そして何より、鈴ちゃんの凱旋。
行くか?
行くしかないか?
軽くどう行くかを調べてみれば、金欠だけど行けなくはない。
時間的にも体力のない自分でも大丈夫そう。
行くか。
応募しました。
無事愛知公演が当たり、初めての一人旅兼初めての遠征となりました。
ものすごく素直な感想ですが、楽しかったぁ。疲れたけど。己の体力のなさに呆れましたが、それでもとっても楽しかったです。
日帰りだったので、行きたい所ややりたいこと全部はできなかったのですが、個人的に味噌カツが美味しすぎて衝撃でした…。また食べたい。
午前中はグッズを買いに行って、その後行きたいところに行って。
そして、何回行ってもずっとどきどきしっぱなしのライブへ。
やっぱり楽しい…。
ただただ楽しいと幸福感に包まれて新幹線に乗り込みました。
もう記憶は飛び飛びで、悲しいけれどそれが楽しかったと言うことなのかなと思いつつ、Twitterで皆さんのレポを見て飛んだ記憶を呼び戻すこと数時間。
一つだけ。
備忘録なもので、一つだけ思ったことを。
これまた語彙が少ないもので、何と言ったらいいのかわからないけれども。
アンジュルムというグループが色々な意味で強くなっていくのに相反して、切なさを感じる曲での弱さ儚さの割合増えた?増やした?竹内さん。
"泳げないMermaid"や"忘れてあげる"で特にそう感じまして。
何と言ったらいいんでしょうね…
お前はどの立ち位置なの?という例え話をします。
少し前までは、たまたま部屋に行ったら明らかに泣いてた様子で、でもいつも通りに接してくるから気づいても何も言えない。これは言わない方が、触れない方がいいなと感じて少しぎゅっとなる自分の心に気づかないようにしながら声をかけるってイメージでした。
多分。
自分の中の感情を言語化することに長けていないもので、これでも頑張って言葉にしたつもりですがもはやよくわかりません。
でも、こんな感じ。
それが、少し飲み物買ってくるからとかで自分が離れて。帰ってきたら後ろ姿が涙を拭っているようにしか見えなくて、一瞬ヒュッと時が止まった気がする。声をかけたいのに絶対自分にはできない、してはいけないって伸ばしかけた手を下ろして、少し時間置いてから何事もなかったかのように戻ろうと決意する。みたいな。
何言ってるんでしょうね私。
明らかに強くなっていくグループに対して、切なさを感じる曲での弱さ儚さの表現が今まで以上に強くなっている気がして、マスクの中で思いっきり唇を噛んでいました。
まあ、こんなに長々とよくわからないことを書いていますが、泳げないMermaidのDメロの表現特にヤバすぎませんか???忘れてあげるやUraha=Lover、ペンライト振る手は止まってしまうし私失恋しました???ってなるくらいにヤバくないですか???って話です。語彙力は何処かに飛んでいきました。
もう随分と時間が経ったのもあり(そもそも楽しすぎて好きすぎて記憶がライブ終わり時点で消えかけていた)、備忘録のくせに忘れた時に備えられてないじゃんと言う感じになってしまいました。
さっさとメモ書きでもいいから備忘録残しておけばよかったなという少しの後悔と、ある程度冷静になってからじゃないと支離滅裂でしかないだろうからこれでいいという気持ちが現在では同居しています。
ただ。
あの瞬間の自分の気持ちとして、キラキラした顔で上の方に手を振っているのを見て、綺麗だな好きだなとただただ思ったのは忘れられない気がします。
さて、ここからタイトルにもある自分語りです。
いつかこの感情も、この変わった時のことも忘れてしまうのかもしれないと思うと、書きとめておきたくて。興味のある方は少しだけお付き合い下さい。
ここ最近自分でも信じられない変化が起きています。
幼少期、自分で選べと言うのに選んだ服は全て否定されて結局親の選んだ服しか着られず、様々なコンプレックスも相まってずっと黒の服ばかりを着ていました。実際、黒い服は好きだし、体型も小ましに見えるのでそれはそれでいいんですが。
そんな中、アンジュルムを、竹内さんを好きになってライブに行くようになって。
ペイズリー柄かわいいな。
自分で服を選べるようになってから、今までほとんど無地しか買ったことのなかった自分が、柄物が欲しいと思うようになりました。
若干イカツめの柄シャツを何枚か手に入れたのですが、見事にハマることになり。
なにより。
青い服欲しいな。
そう思うようになりました。
元々青系の色味は好きで、でも着られなくて。
でも、ライブに行く時に着て行きたいし、青色がとてもとても好きになってしまった自分には、欲しいという気持ちが抑えられませんでした。
今までのことやコンプレックスのことがあって、服を買う、選ぶことはとてつもなく苦手でした。
それでも、探して、これ欲しいと思える青色の服に出会って買って。
出かける時に着てみたら、自分のことがそこまで嫌いじゃないかもと思えて。
出かける時に着ていく服を選ぶのが楽しくなったんです。
黒じゃない色もいいなと。
今は黒以外の洋服を探し中です。
好きなこと、ものが増えることって楽しいんですね。
出かける時にメイクや服をどうするか考えるのが楽しい日が来るなんて、正直考えたことがありませんでした。
それほどコンプレックス盛り盛りの自己肯定感がない人間だったんです。
嬉しい。
過去の自分に感謝です。
自分語りのついでに近況を一つ。
2回目のチェキ会、参加します。
買いました。
前回に引き続き、やっぱり悩みました。
悩むレベルは違いますが、でも悩みました。
でも買いました。
というのも、何となく自分の気持ちがわかってきたみたいでして。
チェキ会までなら、大丈夫という結論に至りました。
ものすごく個人的な話です。
めんどくさい人間の話なので、こういう奴もいるんだなと軽く思ってください。
「チェキ会までなら」
これについてです。
チェキ会以外の個別について、私が無理だと感じた理由ですが、視覚と聴覚で認識をされるという点が一番大きいです。
貴方のことが大好きで応援してるファンがいるんですってことは知られたいけども、そのファンの中の一個人として認知されたくはないという非常に面倒くさい人間なので、認識される対象が増えるのは個人的に厳しいなと。
声が聞きたいという気持ちがあるので迷いましたが。
でも一対一で視覚と聴覚で認識をされ、自分に向かって話してくれるわけじゃん、と。
それが無理でした。
その時点で、数秒間は意識が自分一人に向くわけです。私はそれに耐えられない。
本来なら、舞台や画面越しの距離感でずっといたいはずの私は、一度チェキ会というものを経験してしまいました。
それは、それまでの自分では絶対に踏み込まない領域だったし、前述した距離感でいたいという気持ちが変わってしまうのではないかと内心不安でもありました。
でも、その心配は杞憂に終わった。
この前回の経験は、とてつもない安心材料だったんです。
というわけで、今回もチェキ会に行くことになりました。
前回みたいに、テンパってチェキを貰い忘れかけたりチェキ撮ってる数秒の記憶が速攻で消え失せたりしないように落ち着いていきたいですね。
せめて挙動不審さを少しでもなくすのが目標です。
落ち着こうね、私。
それと。
ずっと待ち時間で緊張しまくっていたいし、きっとえげつない心拍数記録するだろうけれど、そんな距離感(?)でいたい。
もはや備忘録なのかもわからなくなりましたが、好きだった楽しかった瞬間を忘れないように、書くことを習慣にしたいものです。
頑張るぞ。
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