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バボのキママな日 #91 『10代の面影を。』

"昔は好きだった。"って云われた方はすごくキツいなと思った。
もし自分が云われたら"なんで今は好きじゃないねん!"って絶対に思う。

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中学から高校にかけて僕は他の人と同じようにいろんなカルチャーを吸収した。あの頃は刺激に対しての耐性がなかったからカッコいいと感じたものには狂ったように夢中になっていた。あの頃に影響を受けたモノは今も僕の心に深く根付いている。"昔は好きだったモノ"じゃなくて"今も昔も好きなモノたち"だ。

そんな人たちの若かりし頃のインタビューやドキュメンタリー、過去の対談番組を改めて見直してみた。きっと10代の頃に見た時と今とでは感じ方が違うと思ったからだ。

見直したのは浜田雅功の『テレビの超・達人達』と椎名林檎の『誘発オルガズム』そして『松本人志 大文化祭』より松本人志宮本茂のスペシャル対談だ。僕がダウンタウンが大好きなのはもはや説明するまでもないだろう。別にミュージシャンがミュージシャンだけに影響を受けているわけではないのだ。(そう云えば昔何かのオーディション用の書類の"影響を受けた人"の欄にダウンタウン宮本茂を何の躊躇いもなく書いたことをふと思い出した。ちなみに書類審査でそのオーディションは落ちた。)

どの番組も素晴らしいので是非どうにかして見ていただきたい。(僕もニューヨークからどうにかして見た。インターネットは深くて広い。)
別に詳しい感想を書く気もさらさらない。ただ一言でまとめると『みんな昔から云ってることが全然変わっていない』のが痺れた。だからやっぱ好きやねん

もちろん今と比べると表現の変化や進化は随所に見られるが””は全くブレていない。僕はこう云うところに痺れるし喰らってしまう。軸がブレない人間は好きでも嫌いでも死ぬほどカッコいい。

10代の頃に馬鹿みたいに影響を受けた人たちに結局20代になった今も影響を受けている。でもそれはきっと僕がそう云う"ブレない軸"に影響を受けたからなんだと思う。"昔は好きだった。"と云ってしまうモノはきっと"ブレない軸"ではなくてもっと表面的な部分だけを好きだったのかもしれないと思った。

だから僕も人に好きになってもらう時には表面的な部分ではなくて自分自身の"ブレない軸"を好きになってもらいたい、好きになってもらえるようにその"ブレない軸"を磨いていきたいと改めて思った。ミュージシャンとして、ギタリストとして、バンドマンとして、クリエイターとして、どんな肩書きが付いたとしても、僕が持っている僕だけの"ブレない軸"をこれからも大切にしていく。

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今日もフツウキママに訪れてくれてありがとうございます。
【今日のいいニュース】
バンドのドラマーMikeに美味しいフィリピン料理のお店を教えてもらった。

<バボ>



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