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【F1】名古屋へ電撃移籍のFP清水和也「毎回、このエンブレムを背負う重みを感じている」

 日本代表FP清水和也のフウガドールすみだから名古屋オーシャンズへの移籍は、2023-24シーズン開幕前の移籍市場のハイライトといえるだろう。まさに電撃移籍と呼ぶに相応しい移籍劇だった。海外挑戦を終えてフウガドールすみだに戻った清水は、リーグ得点王とベスト5に入る活躍を見せた。そして、第28回全日本フットサル選手権では、決勝で決勝ゴールを決め、Fリーグ昇格後初のタイトルを置き土産に、翌日、名古屋への移籍を発表した。

 国内の有力なライバルクラブからの主力引き抜きは、名古屋の一強時代継続を感じさせるようなものだった。以前、スペイン挑戦中に冗談っぽく「日本に戻る時に名古屋に移籍するんじゃないの?」と聞いたら、「いやいや、戻るならすみだでしょ」と語っていたが、やり切ったと感じる部分もあったのだろう。また、一人のアスリートという立場でも、圧倒的に良い環境の名古屋へ移籍するのは理にかなっている。

 まだ移籍してからそれほど日が経っていない。それでも新たな名古屋の「顔」として、チームを代表してプレスカンファレンスに来た清水に、囲み取材で話を聞いた。

――名古屋での新生活はどうですか?
清水 楽しいですよ(笑)。

――あらためて名古屋移籍を決めた要因は?

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