【日本代表】スペイン代表に喫した2連敗からFP西谷良介が感じた課題「2戦目で、明らかな力の差を見せつけられた」
昨年末、フットサル日本代表はスペイン遠征を行い、フットサルスペイン代表と2連戦を行った。そのスコアは、第1戦が0-3、第2戦が1-9という衝撃的なものだった。
あらためて世界トップレベルとの差を痛感させられることとなった日本だが、この試合にキャプテンマークを巻いてプレーしていたFP西谷良介は何を感じ取ったのか。
西谷良介インタビュー
以下、スペイン遠征第2戦後のFP西谷良介のコメント
見せつけられた圧倒的な力の差
――力の差を見せつけられましたね。
西谷 そうですね。間違いないです。
――初戦は戦えていた印象を受けたのですが、2戦目で大敗しました。それぞれどんな印象が残っていますか?
西谷 1戦目に関しては、自分たちの強みのディフェンスの強度であったりは、すべての時間でできていたわけではないのですが、自分たちの圧力をかけれていた時間帯もあったのかなと感じることができていました。2戦目に向けて、その強度を落とさないこと。自分たちがイニシアティブを握って試合を動かせていたかというと、両試合、そういうわけではありませんでした。2試合目に向けては、もう少し自分たちがボールを長く持つことを意識していったんです。でも、2戦目は相手のギアが一段階上がってきましたし、何かスペインの力を見せつけられた部分があったので、日本がそこを引き出せたというか、スペインを本気にさせたのかなとは思います。
――初戦の結果で、スペインも日本に対して真剣に向き合ってきましたよね。
西谷 そうですね。ギアを上げないといけないというふうに感じたんだろうとは、僕も感じました。そこで2戦目で、明らかな力の差を見せつけられた感覚がありました。
日本が苦しんだファウルの基準
――安藤良平選手がかなりやられてしまっていましたが、初戦でファウルカウントがすぐにたまったことで、第2戦は意識をしていたと思いますが、そのファウルの基準はどのように感じていますか?
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