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【U-18東京都選手権&F1】F1開幕戦に先発でFリーグデビューを果たした町田U-18FP甲斐稜人「ユース年代では違いを見せたい」

 以前から、噂には聞いていた。

「元ペスカドーラ町田の甲斐修侍(現町田U-18監督)の息子たちは、良い選手だよ」と。

 Fリーグのシーズン開幕前、ルイス・ベルナット新監督は、17歳のレフティをFP毛利元亮とともにトップチームに登録した。育成に定評のある指揮官は、彼が甲斐修侍の息子であることを知らずに、クラブのスタッフに稜人のトップ登録を進言していたという。

 それもあってU-18全日本選手権大会東京都大会で見るのを楽しみにしていた。

 FP甲斐稜人は、町田U-18のAチームで3試合に先発出場し、3試合目では先制点を記録し、チームの3連勝に貢献した。クリエイターだった父よりも、アタッカー的な素質が強く感じられる少年は、それから数週間後、Fリーグ2019-20シーズンの開幕戦の大阪戦で、ペスカドーラ町田トップチームの一員として、先発出場を果たした。

 ここではU-18東京都選手権の試合後と、大阪戦後の試合後の甲斐のコメントを紹介する。

 以下、U-18選手権東京都大会後のFP甲斐稜人のコメント

――今シーズン、トップチームに昇格した感想を聞かせてください。
甲斐 トップチームに昇格できたことは非常に嬉しいです。正直、こんなに早く上がれたのはビックリしました。フットサルも昨年9月で始めて、それまではずっと(町田ゼルビアユースで)サッカーをやっていたので。春休みにルイス監督がユースの練習も見に来てくれて、その時に声をかけてもらったんですが、正直、ビックリしましたね。

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