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【インタビュー】パルロ・フェロール移籍のFP森岡薫「4年ぶりのプロという環境に、ドキドキ、ワクワクしている」

 ペスカドーラ町田は1月6日、日本代表FP森岡薫がスペイン1部リーグのパルロ・フェロールへ移籍することを発表した。

 森岡は1979年4月7日生まれ。40歳という年齢での初のスペイン1部リーグ挑戦は、大きな驚きをもって受け止められた。

 名古屋オーシャンズ時代にFリーグ9連覇を達成し、個人でも最優秀選手賞を4度、得点王を4度獲得してきた実績は、他の追随を許さない。日本フットサル界の顔でもある男が、世界最高峰リーグへ飛び立つ前に独占インタビューに応じた。

 一抹の不安を口にしつつも、それ以上に「楽しみ」という言葉を繰り返した。

以下、森岡薫インタビュー
――パルロ・フェロールへの移籍が決まりましたが、まさか40歳でスペイン1部リーグに行くとは驚きました。
森岡 自分でもすごく楽しみです。あんまり「スペイン」って言うと、興奮しちゃって眠れなくなるから、今は抑えるようにしているんでしよ(笑)。

――ペルー育ちの森岡選手は、言葉(スペイン語)の面では心配はないと思いますが、何か心配事はありますか?
森岡 ペルーのスペイン語は、スペインに最も似ていると言われているし、言葉は問題ありませんね。環境についても心配はありません。日本代表として遠征に行った経験もありますし、チームメートとの関係も心配はありません。心配なのは、自分のことだけ。ちゃんと結果を出せるのかと。今、自分が行くチームを相手にするわけではなく、向こうにいるパルロ・フェロール以外と対戦するので、彼らを相手に活躍できるかですね。

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