見出し画像

【F1】浦安に敗れて最下位に沈む北海道、嵯峨祐太監督はチームの前進を強調

取材・写真◎勝又寛晃

 Fリーグ・ディビジョン1の第7節が7月9日に行われ、エスポラーダ北海道はバルドラール浦安に0-3の完封負けを喫した。前節、元日本代表FP室田祐希のハットトリックの活躍で、フウガドールすみだに3-2で勝利した北海道だったが、その流れは継続できなかった。

 勝てば最下位脱出が可能になる状況だったが、浦安に敗れたことで北海道は7試合中6試合に敗れている。ここまでのゴール数は5位のシュライカー大阪と同じ15得点となっているが、失点数がリーグワーストの40失点となっている。リーグワースト2位のすみだの失点数が25ということを考えても、危機的な状況だ。

 それでも、試合後の記者会見で嵯峨祐太監督は「前進していないかというとそうではありません」と、チームが前進していることを強調した。

関連記事

選手兼GM水上玄太に聞く、エスポラーダ北海道はどこへ行く?|河合拓(FutsalX) (note.com)

【対談】北海道の水上玄太選手兼GM×立川の皆本晃選手権代表理事の本音「開幕戦は集客まで手が回らない!」|河合拓(FutsalX) (note.com)

以下、試合後の嵯峨祐太監督の一問一答

会見で厳しい表情を見せる嵯峨監督

――試合の総括を聞かせてください。

嵯峨 前半0-2、後半0-1ということで、リーグ序盤の大量失点という嫌な流れは断ち切れたというか、そういう流れにはせずにゲームを運ぶことはできました。それでも、やはり前半の2失点、後半の1失点を振り返ると、本当に細かなところの部分での失点だったと感じています。

 奪ったボールを奪われてからのGKとの1対1。ボールを後手、後手で奪いに行って、最後にファーで決められる。それからキックインからということで、詰め切らないといけない。『そういう部分が勝敗を分けるよな』と感じています。チャンスを作れなかったかというとそうではない。そこで1点を決めるかどうか。そこを含めて細かな部分でもっと突き詰めないといけない。そう感じたゲームでした。選手は本当に頑張ってくれたので、引き続き、とにかく結果を出せるように来週に向けて準備をしたいなと思います。

ここから先は

1,043字 / 1画像
フットサルの専門誌がなくなった今も、取材活動を続けているライターがいます。3人ともライター以外の側面からもフットサルにかかわっているので、幅広い側面からフットサルの話ができると思っています。

Futsal Media Note

¥1,000 / 月

フットサルメディアを運営している三者による共同webマガジン。 発起人のFutsalXの河合拓、PANNA FUTSALの海野伸明、フット…

FutsalXでは、引き続き、国内各地での取材や日本代表戦の海外取材なども続けていきたいと思っています。今後、事業を継続、さらに拡大していくうえでは、資金が不可欠です。いただいたサポートは、取材経費や新たなコンテンツ作りなどに使用させていただきます。よろしくお願いいたします。