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シュライカー大阪と引き分けた湘南ベルマーレ⑰内村 俊太「立川は強いと思わない。ホーム開幕なので、必ず勝ちたい」

6/25(土)、岸和田市総合体育館にて、Fリーグ2022-2023 ディビジョン1 第2節、シュライカー大阪×湘南ベルマーレ戦が行われた。

試合は開始早々の2分、昨季の得点王・ロドリゴがフリーキックを直接決めて、湘南が先制。

しかし、大阪も10分、名古屋オーシャンズから移籍の⑦野村 悠翔からゴール前のパスを⑱田村 友貴が軸裏で合わせるトリッキーなシュートで決めて、同点。

さらに、18分には再三ドリブルを仕掛けていた⑮計盛 良太が左サイドを突破。最後は⑲加藤 翼が2試合連続となるゴールを決めて、ホーム・大阪が着点に湧く。

第2ピリオドに入ってもなかなか大阪のゴールを割れない湘南は⑩ロドリゴがキーパーに入ってパワープレーを開始。

すると残り26秒、その⑩ロドリゴが外から、ミドルシュートを叩き込み、土壇場で起死回生の同点ゴール。

大阪もすぐさま⑮計盛 良太をキーパーにパワープレーに出るがゴールは奪えず。

2-2。試合は引き分け決着に終わった。

以降、湘南ベルマーレ⑰内村 俊太選手インタビューです。

先制ゴールを奪いながらも、湘南がリズムを掴み切れなかった要因

―今日の試合を振り返って、いかがでしょうか?湘南が先制して、第1ピリオドの内に逆転されましたが、最後パワープレーで追いつくという展開。少し湘南にとってはタフな展開になったと思いますが・・・。

内村 俊太選手「いろいろ考えて、タフなゲームになるとは予想していました。

早い時間で先制点取れて、こっちのリズムを・・・掴み切れなかったのはあります。

やっぱり、相手のキーパー上がってくる、その戦術に対して、一応対策はしていたつもりだったんですけど・・・。

全部受け身になって、こっちの陣地に入られて、つながれて、というのが多かったのも、修正して行けたら、もっと良かったかな、と思うのと・・・。

まぁでも、結果、アウェーで勝ち点取れたのは、ポジティブに考えて、次に向かうしかないです」

―NPP(※)やっぱりリズムが崩れますか?湘南の紅白戦でもフィウーザさんが上がってきたりもするのかな・・・と想像はするのですが・・・。

※NPP(ナチュラルパワープレー)・・・キーパーが攻め上がってきて、5人で攻撃する戦術。

内村 俊太選手「はい。そうですね。

ちょっとやっぱ対応しきれてなかったですね・・・。

結局、それで失点もしてましたし・・・」

もっと単純にプレスに行けた

―対策的には、チームで取りどころだったり、狙いは持ってディフェンスはしていた?

内村 俊太選手「そうですね。それはやったやったんすけど・・・。

いざやっぱりゲームのテンションになると、ちょっと選手間でも認識のズレが出て・・・。

失点も結局それだったんですけど・・・。

後半、プレッシャーをかけたら、結構何もないっていうか・・・。蹴り出したり、っていうシーンも多かったので・・・。

結局俺らが受けすぎたなっていう・・・」

―もっと(プレスに)行けた入れたんじゃないかと?

内村 俊太選手「もっと行けたというか、もう単純にプレス、前から行くとか・・・。

それがもう本当に受けすぎたかなと・・・。

ちょっとそこが、今日のゲームでかなり反省するところですね」

個人的にはもうちょっと早くパワープレーに入りたかった

―2-1のまま終盤まで、徐々に徐々に時間が過ぎて、膠着の時間帯もあったと思いますが、あの時間帯に内村選手が考えていたことは?

内村 俊太選手「僕はぶっちゃけ、もうちょい早くパワープレーに入りたかったですけど・・・。

やり始めたのが1分半切っていたと思うんですけど、もうちょい早くやりたかったのは個人的な意見で・・・。

まぁでもセットで取れるって言う自信も同時にあるので・・・。取れなかっただけで(笑)」

―パワープレーを早くやりたかったのは、パワープレーに自信があるからですか?それともリズムを変えたかった?

内村 俊太選手「リズムをちょっと変えたいのと、取れる自信ももちろんあって、というので。

もうちょい(早く)行けたかなーというのはありました」

―後でロドリゴ選手にも聞いてみたいと思いますが、2点目を取る前も、ロドリゴ選手が外から、遠目からシュートを打っていたと思いますが、あれは、そういうパワープレー?

内村 俊太選手「まぁそうですね。何個かある形の一つで。

得点力があるので。事故狙いもそうですけど。彼のストロングポイントを活かしたパワープレーというのが一番多いので。

逆にそれに対応されたら、違うのも持っている中で、それがうまくハマったかな・・・。

というか最後、彼の、ポテンシャルですけど」

―別の形と言うのはパスを回して、ということですよね?

内村 俊太選手「はい」

起死回生のロドリゴの同点弾。その時の気持ちは・・・

―ロドリゴ選手が本当によく決めたなぁと思いましたが、最後の同点ゴールの瞬間、内村さんの気持ちは?

内村 俊太選手「まぁ『あざす』という感じですかね(笑)」

3人目・4人目が絡めたら、もっと良くなる

―ロドリゴ選手と一緒のセットで出ると思いますが、何か意識していることはありますか?

内村 俊太選手「この関係はもうすごく良くできていて、この関係の得点っていうのはもう、毎シーズン通して、すごいアシストして、得点っていう関係がすごいできているので。

ゲーム中でも、二人の息はめちゃくちゃ合うんで。

そこにもう1人、2人絡めさせたら、もっと良くなるの間違いないですけど。

ちょっとまだそこのピース的な・・・。もともとはジャッピ(本田 真琉虎洲)が居た(※)んですけど。

※ジャッピ(ジャッピーニャ)・・・㊹本田 真琉虎洲選手。5月15日(日)のトレーニングマッチで左 膝内側側副靱帯損傷。是地3ヶ月(予定)。

そこの連携のところでもう一人入ったら、もっと得点力は上がる・伸びると 思います」

「相性が悪い」立川アスレティックFC戦に向けて

―最後、次節に向けて。3節目でようやくホームゲームですかね。立川アスレティックFC戦に向けて、意気込みをお願いします。

内村 俊太選手「相性が悪いんで・・・」

―良いゲーム(接戦)をしている印象がありますが・・・。

内村 俊太選手「ほぼ負けているんですよ。

何かと立川は・・・強いとは思わないんですけど。

でもまぁホーム開幕なので。

必ず勝って・・・、

絶対勝ちます」

取材・文・写真:北谷 仁治

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