決勝ゴールを"押し込んだ"中田 秀人。次節・立川戦のポイントは『守備』
11月13日(日)、丸善インテックアリーナ(大阪府)で行われた、Fリーグ2022-2023 ディビジョン1の第12節、シュライカー大阪×フウガドールすみだ戦後の、フウガドールすみだ36. 中田 秀人選手のインタビューです。
文・写真:北谷 仁治
プレーオフ進出に向けて。「大事な試合も落としたが、まだ望みがある位置に居る」
―試合を振り返って、いかがでしたでしょうか?
中田 秀人選手「チームが目標とするプレーオフに向けて、大事な試合だというのは、練習の時から、チームでずっと話したことだったので・・・。
まず勝点3を取れたことが、非常に良かったかなと思います」
―3位争いが熾烈になりそうで、1試合も落とせないような感じですね・・・。
中田 秀人選手「僕たちも大事なとこに負けてしまったりしてるんですけど、まだ望みがある位置に来てると思うので、『1試合1試合勝って行こう』と話をしている中で、今日の試合は、本当にでかかったと思います」
『タレント力』で押し込まれても、粘り強く戦えた
―どちらかというと、立ち上がりは大阪が押し込んでいるイメージがありましたが、やっていて、いかがでしたか?
中田 秀人選手「タレントがいる大阪に対して、最初はそれにアジャストするのに時間がかかって・・・。
押し込まれる時間もありましたけど、皆で粘り強く守って、少しずつ自分たちの時間ができたかなと思っています」
ーゴールのシーンを振り返っていただくと?
中田 秀人選手「清水 和也がゴリゴリ反転、シュートも打てる選手なので、もうそれを信じて、走り込むだけでした」
清水 和也に、普段から「走ってて」とすごい言われているので・・・
―折り返しを狙っていた?
中田 秀人選手「出てくると信じていました。
普段から『俺もうゴリゴリシュート打つから。走ってて』とすごい言われているので。
練習から狙っている形が、2点目も、出せたかなと思います」
―大きな1点になったとと思いますが・・・?
中田 秀人選手「そうですね。後半早々に失点して、また膠着した中で・・・。
僕たちのセットは最近失点が多くて・・・。そこはすごく課題にしていたんですけど・・・。
無失点で、1点取れたのが、良かったかなと思います」
―1点目のヘディングでのゴールについて
中田 秀人選手「1点目はもうひとつのセットが狙っていた形だったので。
練習からやっていたので、やっと『練習通りだ』とみてました」
―試合で決まったのは今季初めて?
中田 秀人選手「今季は初めてですね」
―ホームで大阪に負けてしまってましたけども、大阪に対する印象はいかがでしたか?
中田 秀人選手「タレントがすごい多いチームなので、押し込まれる時間はあると思うので。
それを我慢して、我慢して、今日は勝とういう話をしていたので、もうプラン通りのゲームができたかな、と思います」
パワープレーに対しても、最後まで、みんなで、体を張って守れた
―残り時間はパワープレーもあって、守る時間も長くなったと思いますが、心境や、パワープレーに対するディフェンスはいかがでしたか?
中田 秀人選手「大阪のパワープレーに対して、スカウティングを色々としていた中で、対策通り守れたというのもありますけど・・・。
今日は本当に、みんなで、体を張って、最後の時間まで持ってこれたので・・・。
『絶対失点しないぞ』って、パワープレー守備のセットのメンバーで話して。
キーパー中心に守れたので、本当に良かったと思います」
「自分たちに矢印を向けながら戦えた」
―ジャッジに関してはいくつか、納得のいかない場面もあったようですが・・・?
中田 秀人選手「まぁ、試合なので・・・。
そういう中で勝ち切れたというのが、すごい大きい。
去年とかはああいう流れで、自分たちでイライラして、失点して、勝点取れないという試合が多かったので・・・。
今日は、自分たちに矢印を向けながら戦えたかなって思っています」
―序盤、なかなか得点が生まれなかった点に関しては、何か課題に感じるところはあったりしますか?
中田 秀人選手「今日の試合自体が、膠着した試合展開と言うのもあったので・・・。
ただチャンスは前半から、多少はあったので。
チャンスを絶対に決めて、守備で絶対失点しないというゲームプランだったので・・・。
ワンチャンスうまくいかせたかなと思っています」
―ゴールもセットプレーからだったりしましたが、攻撃的には、ピヴォをターゲットにして、定位置からピヴォを狙ったり、後はカウンターなどが(チームとして)狙ってるところになりますか?
中田 秀人選手「まさしく。両セットに清水兄弟がピヴォで居て、そこを目指しながら、守備は我慢して、取ってカウンター。みんなで走りきろうという話だったので、まさにその通りだと思います」
次節の立川戦も「難しい試合になる」ポイントは「守備」
―次節に向けて、意気込みをお願いします。
中田 秀人選手「次節がホームで立川と。またプレーオフを争うチームとの対戦になるので・・・。
相手も代表選手もたくさん居ますし、難しい試合になると思いますけど・・・。
今日みたいに、チーム一丸で戦えたらなと思います」
―どのあたりがポイントなりそうですか?
中田 秀人選手「守備かなと思います。
相手は攻撃的な選手がすごい多いと思うので・・・。
今日みたいに我慢して我慢して、という展開も、時間的にはあると思うので・・・。
そこを我慢して、今日みたいに点を取るという試合をできたらなと思います」
ここから先は
Futsal Media Note
フットサルメディアを運営している三者による共同webマガジン。 発起人のFutsalXの河合拓、PANNA FUTSALの海野伸明、フット…
よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは取材費に使わせて頂きます。(_ _)