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岡山湯郷Belleから、『日本一』になるため、フットサルに挑戦。SWHレディース西宮⑭尾川 奈穂

9月17日(土)、西宮市立中央体育館で行われた、日本女子フットサルリーグ2022-2023 第8節、SWHレディース西宮×流経大メニーナ龍ヶ崎戦後の、SWHレディース西宮⑭尾川 奈穂選手のインタビューです。

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取材・文・写真:北谷 仁治

3試合、勝ち星が遠ざかっていた状態で迎えたホーム初の有観客試合

―今日の試合を振り返って、感想からお願いします。

⑭尾川 奈穂選手「最近ずっと勝てていなくて・・・。

チームとして、引き分けとか負けとかが続いた状態で・・・。

まずは勝ち点が取れたことが良かったかな、と思います」

―勝てていなかったことに関しては、課題の部分など、チームではどのような話をしていましたか?

⑭尾川 奈穂選手「そうですね。根本的にはやっぱ気持ちの部分とかであったりとか・・・。

細かいところであるんですけど、そういう対相手に対しての対抗とかいう部分で話し合ったりしてました」

上位リーグ進出もかかる試合で気持ちは「高まっていた」

―ということは今日は、上位リーグ進出がかかる試合でもあり、地元での試合でもあり、だいぶ気持ちも入っていた?

⑭尾川 奈穂選手「はい。高まっていましたね」

ハーフタイムに会場を盛り上げるミレリ選手

―第1ピリオド、なかなか点が入らない時間帯もありましたが、そのあたりの心境は?

⑭尾川 奈穂選手「最初の監督の指示で、最初の5分はもう、『勢いづけて行こう』ということで、言っていて・・・。

そこから勢いが付いて・・・、得点はちょっと遅かったんですけど、前半の、前半の内で取れたので・・・。

その点は良かったかなと思います」

―勢いづけて行くのは、プレー的にはシュートをどんどん打って行くとか、そういうことですか?

⑭尾川 奈穂選手「そうですね。プレー的に、前に走って、前進しよう。みたいな・・・」

初のハットトリック。ゴールシーンを振り返ると・・・

―ゴールに関してですが。今日ハットトリック。

⑭尾川 奈穂選手「初めてなんですよ。ハットトリック。

素直に嬉しいです。嬉しいですけど、まぁ、ごっちゃんゴールみたいな感じだったので・・・」

―1点目は落としのパスに、走り込んで・・・?

⑭尾川 奈穂選手「あそこは狙っていたので。

ピヴォの子も準備してくれていて、「来ると思った」って言ってくれたので、シュートを打ちやすかったです」

―2点目、3点目はこぼれ球からのゴールでした。

⑭尾川 奈穂選手「もう『こぼれ』で・・・。それもチームのルールとして、ここつくっていうポジションがあって・・・」

―(リバウンドに対する)配置があるんですね?

⑭尾川 奈穂選手「はい。配置があって。そこに立てただけです。そこにこぼれてきただけなので。決めるだけでした」

―得点嗅覚が良いのかと思ったんですが・・・?

⑭尾川 奈穂選手「どうですかね。サッカーをしてた時はフォワードをしていたので、そこはちょっと、あるかもしれないです」

―フットサル歴は?

⑭尾川 奈穂選手「2年目です」

フットサルで日本一になってみたくて『挑戦』を決めた

―フットサルを始めた時はどんな感じでしたか?何か戸惑いなどありましたか?

⑭尾川 奈穂選手「サッカーからフットサルに転向した時は、『挑戦』という気持ちで入ってきてて・・・。

まだサッカー人生において、日本一になったことなかったので・・・。

その気持ちもあって、日本一になってみたいっていう気持ち・・・。

フットボール、フットサル、サッカーで・・・

日本一を獲ってみたかったので、挑戦しました。

最初の一年目はもう迷いに迷ってました」

―「迷いに迷う」というのは、プレーで、ですか?

⑭尾川 奈穂選手「プレーで。サッカーと全然違うので。めちゃめちゃ難しかったです」

フットサルの「すべてを取り入れないと」「まだ全然」

―どういったところが難しかったですか?ポジショニング?戦術を覚えること?

⑭尾川 奈穂選手「ポジショニングだし、トラップとかも、一つ一つ、トラップとか・・・。

体の動きとか、味方を見たりとか・・・。

サッカーと違って相手の寄せが早かったりとか・・・。

状況判断、認知もそうだし、全部取り入れないといけないので・・・。

今も全然なんですけど、まだまだ成長しなきゃなって思います」

―サッカーの時はフォワード。得意なプレーは点を取ったりとか、そういう部分でしたか?

⑭尾川 奈穂選手「そうですね。シュートでしたね」

フットサルでも活きている、サッカー時代の武器

―それはフットサルにも活かせる感じですか?

⑭尾川 奈穂選手「そうですね。持ち味としては両足蹴れるので・・・。

(今日も)1点目が左足で、2、3点目が右足。両足蹴れるので、そこは強みかなと自分の中で思います」

―フットサルに「挑戦しよう」となったキッカケは何だったのでしょう?

⑭尾川 奈穂選手「もともと、網城さんが同じ大学でフットサルの存在は知っていて・・・。

浦安にも先輩がいて、四井さきちゃんが居て、それでフットサルにも関心は持っていたんですけど・・・。

でもやっぱりサッカーが諦められなくて・・・。

2年間だけ湯郷(岡山湯郷Belle)でサッカーをして、そこから転向した、と言う感じです」

―網城さんと、大学で、年代は・・・?

⑭尾川 奈穂選手「被ってはないんですけど、ちょくちょく大学に来てくれていたので・・・」

「生まれ変わっても、フットサルがしたい」

―フットサルを面白いと感じる部分は?

⑭尾川 奈穂選手「フットサルは、相手に相手の動きによってプレーを変えたりとか・・・。

監督が教えてくれる戦術がぴったりはまった時に、『楽しい!』ってめっちゃ思います」

―どうなんでしょう?フットサルをやって、またサッカーに戻りたいなぁ、みたいな気持ちは・・・?

⑭尾川 奈穂選手「ないです。生まれ変わってもフットサルをしたいです。と言うくらい好きです」

ー何か違うサッカー(のプレー)もできるのかな・・・と思ったんですけれど・・・

⑭尾川 奈穂選手「それもあると思うんですけど・・・。

もうフットサルがいいです」

ー次の試合に向けて

⑭尾川 奈穂選手「浦安戦ですね。

今首位の相手なんで、やっぱりチーム一丸となって・・・、勝ちに行くのはもちろんですけど・・・。

個人としてもやっぱ結果を残したいので・・・」

ーどうでしょう?サッカー時代含め、点を取った次の試合と言うのは、連続ゴールできていましたか?

⑭尾川 奈穂選手「去年は取れていたんですけどね・・・」

ーでは、大丈夫ですね!

⑭尾川 奈穂選手「あまり期待しないでください。(笑)」

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フットサルの専門誌がなくなった今も、取材活動を続けているライターがいます。3人ともライター以外の側面からもフットサルにかかわっているので、幅広い側面からフットサルの話ができると思っています。

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