自分に「びびんな」と言いたい。強気で行きたい。「ここから1個も落とさず、全部勝ちたい」SWHレディース西宮⑨江川 涼
9月19日(月・祝)、グリーンアリーナ神戸で行われた、日本女子フットサルリーグ2022-2023 第9節、SWHレディース西宮×バルドラール浦安ラス・ボニータス戦後の、SWHレディース西宮⑨江川 涼選手のインタビューです。
https://w-fleague.jp/score/result.html?gid=76973
取材・文・写真:北谷 仁治
ここ数試合の中で、一番浦安と「戦えた」
―まずは今日の試合を振り返って。感想からお願いします。
江川 涼選手「感想は。。。、個人的には、ここ数試合、浦安さんと試合をして、去年のプレーオフ・・・、あと全日の準決勝を含めて、この3試合で一番やれたかな、という試合だったので・・・。
すごい悔しい・・・という思いが一番ですね。
結構、私自身、浦安に対してちょっとビビってるって言うか・・・(笑)
やっぱりそういうなんか・・・うまいので、リスペクトが強すぎて。
ちょっと恐怖心というのが強くなっちゃっていて・・・。うまくいかないというのが多かったですけど・・・。
今日は、個人的には、すごく上手く行っていて。自信も結構あったので。
インプレー中というか・・・、パワープレー前に点が取れなくて、悔しいな、という思いが・・・強いです」
―ここ数試合の中で、「今日が一番戦えた」という要因みたいなところはありますか?
江川 涼選手「結構ウチ(のチーム)が、クワトロか3-1とか(システムを)変えたりするんですけど・・・。
今回に関しては、今回3-1メインでやらせてもらって・・・。
自分もピヴォという仕事がある中で、伊藤 果穂(選手)とやりあえたな、という印象があって・・・。
キープもできたし、点にはつながらなかったけど・・・、惜しいシーンも作れたかなって言う・・・」
ライバル・伊藤 果穂とのマッチアップは「頭を使って疲れた。けど楽しかった」
―伊藤 果穂選手とのマッチアップは楽しい?
江川 涼選手「楽しいですね。駆け引きが、やっぱり私は(伊藤 果穂選手が)一番うまいと思ってるので・・・。
フィクソの中で。上手いと思ってるし・・・。一緒にもやりたいと思うんですけど・・・。
一番うまいと思ってる選手とマッチアップは、すごい楽しかったです」
―「うまい」と感じるのはどこですか?
江川 涼選手「ポジショニングとか・・・。(ピヴォに)収まった後も、反転に対してくるディフェンスの仕方とか、やっぱり嫌でしたね。
嫌だったけど、それを『どう上回ろうか』というのが、頭を使って疲れましたけど、楽しかったです」
「チャンスが多い中で決め切れなかったのが敗因だと思う」
―立ち上がりについてですが・・・。どちらかというとSWHの方がシュートチャンスをつくれていたように思えましたが・・・?
江川 涼選手「そうですね。ハーフディフェンスだったので・・・。
まぁそこが大きいかなと思うんですけど・・・。
そのチャンスが多い中で点を決められないっていうのが、敗因だと思うし、前半に決めれていれば、苦しい展開にはならなかったし・・・。
パワープレーにもならなかったのかなと思うので・・・。
決めきれなかったところですね・・・」
―シュートを打てている時間帯に、1点が欲しかった?
江川 涼選手「そうですね。ここ数試合、やっぱり点が・・・。
前回の流経戦は4点取れましたけど・・・。
あんまり点が取れてなくて、負けているので・・・。
そこはチームとしても課題なのかと思います」
―浦安にワンチャンスで決められた感じがあります。
江川 涼選手「そうですね」
2失点までは仕方ない。攻撃で上回れなかったフィールドの責任
―ああいう決められ方って、ショックも大きいのかなと思ってしまいましたが・・・?
江川 涼選手「大きかったですね。
相手のオフェンスボール持ってる時間帯に、他(の場面)は本当に『やらせていない』という印象が多かったので。
本当にワンチャンスを決められてしまった・・・。
そこは相手の方が、精度が高かったし、上回ったところだったので・・・。
(小さな声になって)仕方ないとは言えないですけど・・・(笑)
この競技、失点は1点2点は仕方ないかなと思うんですけど・・・。
その失点を上回れなかったのも、フィールドの責任、出ている選手の責任と思うので」
ー2失点目も少しアンラッキーと言うか・・・
江川 涼選手「そうですね。でもまぁあそこも、キックインだったんですけど、『やらせてしまった』というところがあるので・・・。
あそこもやらせないっていう・・・。スカウティングもしてたんですけど・・・。
持ち出しで中に打たれてしまった。
ディフェンスの仕方とかも、結構スカウティングでもやっていたにも関わらず、やれてやられてしまったので、そこも課題ですね」
前日の浦安×立川戦を見たことで、良いイメージがあった
―ゴールシーンですが。良く決めましたね
江川 涼選手「左足で、インサイドでした。パワープレーは結構練習していて、おとといも、私たちは運営で(浦安の)立川戦を見れていたので・・・。
結構いいイメージ・・・、パワープレーのオフェンスに対して、良いイメージがあって。思い通りの点だったので。
もう私は決めるだけだったので・・・。決めれて良かったです」
―パワープレーは途中、何度か、危ないシーンもありました・・・。
江川 涼選手「そうですね。まぁ、リスクかけてるので・・・。それは仕方ないかなと思うんですけど。
個人的には浦安に、初めて得点したので嬉しかったです」
上位リーグでは『1個も落とさず、全部勝ちたい』
―上位リーグでまた浦安と対戦して、勝たないと優勝も無い状況だと思いますが・・・
江川 涼選手「そうですね。結構ウチは厳しい・・・。
他力になってきてしまうので・・・。まぁ他力にはなってしまうけど、もうここからは一個も落とさない勢いで、全部勝ちたいですね」
自分に『びびんな』と言いたい。強気で行きたい
―浦安戦に限れば、次、どう戦いとか、ありますか?
江川 涼選手「浦安戦に限っては、結構今日はやれてたなっていう印象だったので・・・。
このまま自分自身は『びびんな』と言う感じで(笑)
強気でいきたいなと思います。
チームもいい雰囲気で、またこんないい試合が出来たらなと思います」
―途中ボールが当たりましたけど、大丈夫でしたか?
江川 涼選手「大丈夫でした。
強烈なのが入って・・・。あまりないんですけど、みぞおちに入って・・・、ゲロ吐くかと思いました。(笑)」
ここから先は
Futsal Media Note
フットサルメディアを運営している三者による共同webマガジン。 発起人のFutsalXの河合拓、PANNA FUTSALの海野伸明、フット…
よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは取材費に使わせて頂きます。(_ _)