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順位が乱高下する混戦を戦うすみだ。次のホーム会場"大田区"でも清水 誠也が必勝を誓う理由

11月13日(日)、丸善インテックアリーナ(大阪府)で行われた、Fリーグ2022-2023 ディビジョン1の第12節、シュライカー大阪×フウガドールすみだ戦後の、フウガドールすみだ⑨清水 誠也選手のインタビューです。

文・写真:北谷 仁治

プレーオフ進出のためにも「北九州戦のようなエラーは繰り返さない」

―試合の感想からお願いします。

清水 誠也選手「シンプルに、タフな試合で、結構きつかったなーというのが、正直なところです」

―プレーオフに向けては、こういうタフな試合が続きそう?

清水 誠也選手「そうですね。自分たちとしたら(勝点が)結構詰まってる所に位置してるので・・・。

1試合でも負けると7位とかに落ちてしまったり、逆に勝利を積めれば、一気に3位4位というところに居られる順位なので。

やっぱり1戦1戦・・・

で、ちょうど今日の試合が折返し、(後半の)リーグの始まりだったんですけど、僕らの。

大阪が(後半リーグの)開幕戦で・・・。

負けてる相手に対して、やっぱり同じ相手に2回負けられないということと・・・、

この一個前の、1週目最後の北九州戦で、やっぱり自分たちのエラーで負けてしまったので・・・。

そういった試合を繰り返してくと、自分たちのプレーオフなくなっちゃうから。

その辺は、シビアに。みんな練習から取り組んで、準備出来たことが、結果につながって嬉しいです」

カウンターか、クリアか。活かした北九州戦の教訓

―今日のタフな試合を勝ち切れたポイントみたいなのは、何か感じるところありますか?

清水 誠也選手「自分達のプレーの決断がすごく良かった。

ボールをつなげてカウンターに行くのか・・・。切って、安パイに守備から行くのか・・・。

というところのエラーが、北九州戦ではありました。

自分たちがマイボールにできたのに・・・。切るなら大きく前に繰り出すことによって、相手のクリアランスから始めさせるという事をやりたかったんですけど・・・。

そこの決断が、今日はすごい良かったなのと・・・、

自分たちが、守備でロースコアに失点を抑えられたことが、一番の、タフな試合を勝ち切ったポイントなのかなと思います」

―北九州戦のこともあったので、さっき話されたポイントは、チームでもう1回確認したり、話された感じですか?

清水 誠也選手「北九州戦は、また始まりは違う話をした結果、それが起きてしまって、失点が重なってしまったって事があって・・・。

終わった後に、みんなと話をして、やっぱりこれじゃ勝てないよね、その前に自分たちは得点を重ねなきゃいけないし・・・。

もしくはロースコアで0-0、1-0の試合を追いかけていかないと難しいんじゃないか、という話はしました」

―どちらかというと、今日の試合は、立ち上がり大阪の方が押し込んでいる印象がありましたが、やっていて、いかがでしたか?

清水 誠也選手「たぶん、前半、アウェーもありますし、慣れてないピッチで、自陣のエラーなく、大きくプレーしようってことで・・・。

あと、特に大阪は、キーパーをうまく使ったロングボールを使ってくるので。

すぐ自分たちの陣地に押し込まれちゃう。そのセカンドボールを拾うことができなければ、そこから相手の攻撃が始まる・・・というサイクルだったので。

まずはそこのセカンドボールを拾うこと。

キーパーとうちのフィクソが戦ってくれてる中で、ボールをマイボールする。もしくはそこから失点しないために大きく蹴り出すとか、という決断が難しいところを、ベンチの選手含めて全員が声を出して、補い合えたのが良かったのかなと思います」

ヘディングでの先制ゴールは「体が反応した」

―そんな中、(清水 誠也選手の)先制ゴールがありました。ナイスゴールでした!

自陣のエラーなくいや、なんかちょっと・・・あれ狙ってないですけど。(苦笑)

来たボールを、何か僕が反応しちゃって・・・。

あの奥の選手に打たせたかったんです。ボレーを。でも取られると思って、触っちゃったんですよ、僕が・・・。

それがなんかちょうど、うまく当たって、ゴールに吸い込まれたような感じなので・・・。

一応狙っていた場所はあそこだったんですけど・・・」

―チームとしてはあのヘディングの形も、狙っている形ではある?

清水 誠也選手「一応、はい。僕がブロックした上で、コンティニューで入って行くというのはずっと狙っていた。

結構ずっと狙っていたんですけど、やっと入りました」

―ヘディングシュートは得意ですか?

清水 誠也選手「はい。得意なんですけど・・・、試合で決めたのは初めてだと思います」

―その後またタフな試合、苦しい展開だったと思いますが・・・。

清水 誠也選手「最後は結局、パワープレーもあったので・・・。

自分の役割と・・・役割が変わるので。守る方、時間を使いたい方という・・・。

そこをみんなで、自分たちの与えられた役割を全うできたことが、勝利につながったのかなと、思います」

―ちょっとレフェリングに関しては納得いかないところも?

清水 誠也選手「そうですね。ちょっと・・・。

で、カードもらっちゃったので、自分としては良くなかったなと思ったんですけど・・・。

そこから大きく崩れることなく、切り替えて、戦うことはできたのは良かったですが・・・。

もっと良くするためには、自分がまずカードをもらわない。イライラしない。と言うことが大切になると思います」

次節のホーム会場はスクールをしている会場。子どもたちの前で「しっかり勝ちたい」

―次節向けてお願いします。ホームに戻って、立川戦ですね?

清水 誠也選手「次のホームが年に1回ある、大田区総合体育館でのホームになりまして・・・。

いつものすみだ区とは違うんですけど。僕はそこでいま、スクールコーチをさせてもらっていて・・・。

そこの子どもたちも来てくれるので。

年に1回しかないですが、しっかりとしたホームの場所なので。しっかりと勝って、また次に・・・。

勝って反省できるように・・・。

チームとして良い流れに乗れたらいいなと思うので。

またタフな試合になると思いますけど、一人一人がこの一週間、良い準備をして、過ごして・・・。

立川戦でまた勝てるように、最高の準備をしていきたいと思います。

みんな来てくれるので、緊張しないで、頑張ります(笑)」

自分のプレーのがチームの結果に影響するようになってきて、変化したこと

―普段は緊張する方なんですか?

清水 誠也選手「最近はそんなにしないです。

緊張と言うか、やらなきゃいけないという変なプレッシャーが・・・。

今までは試合に出るのに必死過ぎて、そこの気持ちの余裕がなかったのがあるんですけど。

最近は、割と出れるようになって、自分の良し悪しでチームの結果に関わるというポジションになって来て・・・。

すごくなんか・・・そういったプレッシャーは感じるようになりました。

そこは成長なのかなと、個人的にはとらえているんですけど。(笑)」

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