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【ビジネス書】仕事は楽しいかね? デイル・ドーテン著

「仕事は楽しいかね?」と日々自問自答しているサラリーマンの方には是非読んで欲しいと思った一冊をアウトプットしたいと思います。

本作は3部作となっており、その1部を今回は感想文と共に纏めて発信したいと思います。

【結論】

〇「仕事を楽しむためには”試す”ことに喜びを見出す事が必要である」

~今日の目標は明日のマンネリ、”明日は今日と違う自分になる”事が大切~

【本のあらすじ】

この物語はとあるサラリーマンが空港でのトラブルで一人の老人と出会うことから話が始まる。

その老人は大富豪の起業家でサラリーマンの愚痴を聞きながら、ビジネスにの成功法、より良い人生についてサラリーマンと語り合っていくというような内容である。

タイトルにもあるように、「仕事は楽しいかね?」という所から、過去の成功者として謳われるような方々の成功事例や志向性を次々と語り、サラリーマンが仕事が楽しくなれるようなヒントを次々と与えストーリーが進んでいく。とある工場で実験をして得られた効果(ホーソーン効果)を通じて働く人々のモチベーションを紐解いたり、事業が成功する時の共通点などをおじさんが語る本書では堅苦しいビジネス書のイメージを一新する。

特に、小説好きでビジネス書などにはあまり興味を持たないような人にはおススメですね!ゴリゴリのビジネスパーソンが読むとホッコリする内容ではあるものの本質的に大切な事が書かれているので何度も何度も読む必要性を感じる一冊でした。

【この本のポイント3選】

①目標はいらない、必要なのは”明日は今日の自分と違う自分になること”

現在の社会では時間や進歩に対して直線的な見方をしている。やるべき仕事に追われ、到達すべきノルマがあり、習得しなければならないスキル(資格など)に追われることの連続。つまり目標を設定して達成するための計画を立てて実行することを社会は求めています。ただ、人生において正しく設計し管理し達成できるほど人生は甘くない!それなら何故、「自分は成功している」と胸を張れる人がこんなにも少ないのか・・・??

そんなマンネリ化したような人生とおさらばする為には、目標はせいぜい「明日は今日の自分と違う自分になること」くらいに設定しておくべきだと書かれています!その理由は後ほど本書で出てきます。

②成功とはマグレの要素が多く、”数々の試す”の先に用意されているご褒美である

ここではコカ・コーラの誕生秘話などを例に挙げているがその内容などは本書を読んで頂きたい。内容としては偶然に訪れたチャンスをたまたま活かしただけだというような内容です。

成功のゲームを制するためには、人は懸命に良くなろうと常に違った自分を目指す必要性があるという事。つまり、たえず”様々な事を試し続ける”という事=「あるべき状態より、良くあること」を求めよ、その先に成功が待っているというメッセージが込められております。

③アイデアは質より量

創造的なアイデアとは何も1つだけを思いつくパターンはほぼ無いと本書では書かれています。膨大なるアイデアを思いつき、”試す”ことでヒットするアイデアが結果的に創造的なアイデアになるという事です。※本書ではエジソンなどの発明が描かれております。

う~ん、確かに(笑)と思わされる内容でアイデアを出し続ける方法などもおじさんが語ってくれますので私も是非”試して”みたいと思います。


あまり上手く纏めれていませんが、2度3度と読み返していくうちに質の良いインプットが出来る本かなと感じますので、仕事に行き詰っている方などは是非手に取って読んでみてください。


それでは!


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