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正月休みだけで完成させるプラモデル「タミヤ 1/48 飛燕」(塗装編)

正月を利用して飛行機模型を作っちゃおうということで、前回に引き続き後編として塗装ターンをお届けします。
※以下前回

とりあえずコクピットを組み込みました

僕は基本的に塗装は「筆塗り」で行っています。

ムラのない塗装を施すならエアブラシやスプレー缶が必須。
エアブラシももってはいるんですけど、塗装の準備や手順を考えながら制作しないといけなくて、それで手が止まって作らなくなっちゃうんです。

筆塗りなら、ほぼ組み上げた状態からでも施せるので、モチベーション高く進められますし、仕上がりも個性的になって他の作品との差別化も図れるのも良い点かもしれません。

影になる部分に黒い下地を塗っておいて、仕上げのアタリをつけておきます
といってもメインカラーがシルバーなので黒はほぼ隠蔽されちゃうんですが

筆塗りのムラだらけの不安しか無い状態なのですが、これにデカールを貼ると…。

デカール貼りがめちゃくちゃ大変だったタミヤの飛燕

ぼやっとした見た目に、シャキっと感が生まれたと思います。
印刷物であるデカールのラインに視線が引っ張られて、一見シャープな印象に見えるんです。
こうしてタネを明かしてじっくり見られるともう駄目なんですけど(笑)。

実機も綺麗で均一なシルバーではなく、ムラの強いベコベコな仕上がりなので、雰囲気的には悪くないとおもいつつ、このままだと筆塗り部分とデカールの印刷部分との仕上がりのギャップが強いので、その差を埋めるためにウェザリングを施します。

完成したのがこちら
トップコートは半ツヤ。シルバーなのもそうですけど、そもそもつや消しのトップコートは明度差が均一化して筆ムラの良さを消しちゃうのであまり使いません
トップコートとウェザリングでデカールもだいぶ馴染みました

こうして黒バックで撮影すれば、見た目に重さもでて悪くないかなと。

ということで、1日目に組み立てとコクピット塗装。2日目に塗装とデカール貼り。3日目にウェザリングと撮影という配分で、三が日の期間で完成させることができました。
ちなみに、一番たいへんだったのはデカール貼りでした。マークセッターorソフター必須。

12月売り号のスケビじゃないですが、モチベーションに身を任せて素早く完成させるのも模型の楽しみ方の一つだと思います。
どういう形であれ完成すれば次に繋がりますしね。

次は車、かな? ラリーカーが楽しそうなんですよ〜! カーモデルなのに汚せるって最高じゃないですか!?

機会があれば!


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