見出し画像

晋遊舎ならではの一冊! プラモデル用工具・材料のことをざっくばらんに学べるライトなHow to本

2021年の年の瀬に発売された晋遊舎刊の模型関連How to本

随分空いてしまったのですが、去年の12月に晋遊舎さんから「プラモデルforビギナーズ」なる本がリリースされました。

晋遊舎さんってご存知ですか? “2021年ベストバイ家電トップ10!!!!”みたいなキャッチと切り抜かれた商品画像が所狭しと表紙を飾るような情報誌を数多くリリースされている出版社さんで、「MONOQLO」っていう本がもっとも知名度が高いんじゃないでしょうか?

僕が通っている美容院に必ず置かれているからか、髪を切るときに読む本なんですよね。そうじゃなくてもワールドフォトプレス刊「モノ・マガジン」も美容院によく置かれてるイメージ。

そんな晋遊舎さんがプラモデル工具・マテリアルに特化した情報How to本を手掛けるということで、後半の塗料関係を中心にお手伝いさせていただいた次第です。

晋遊舎さんのおもしろいところは、実験を行えるLABOがあって、社訓(?)の“遊びのある本音”のように、忖度のない情報が掲載されているところ。

今回の本でも、各社ニッパーの切り口を顕微鏡で比較してみたり、各塗料の臭気を専門家をお呼びして比べてみたりと、これは模型専門誌では絶対に見られない内容だと思います。

掲載ラインナップの詳細は誌面をご覧いただきたいところですが、基本的な商品は網羅していて、使い方もある程度紹介した、いい意味で緩い内容とノリの本にまとまっています。

模型専門誌が手掛けたこのたぐいの本って、初心者にとってはとっつきにくい仕様になっていたりするんです。良くも悪くも順序立てた工程と、専門用語、価格も少々高めだったりします。

それは、模型専門誌だからこそなところもあって、初心者だけでなく通常のお客さんも視野に入れないといけないので、必要以上に優しい内容にはしづらいところがあります。

それに対して晋遊舎の本は、そういった縛りもないざっくばらんな内容になっているので、模型をこれから始めてみたい人にとっての“入り口”として、とても参考になる本だと思います。

価格も1200円。お求めやすい価格だと思いますよ。
皆様ぜひ御覧ください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?