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【植物は育ててこそ。】 アガベ チタノタ‘厳龍’(2022年6月2日〜9月2日)

今植物が人気で、種類のよっては投機目的で買われるものもあったりするんですけど、植物の醍醐味というか本質は“育てること”にあると思うんです。

価値のある植物を買うことを否定しているわけではなくて、それもこのジャンルを長く楽しむためには重要なことだとは思います。
育てるからには“甲斐”が必要。手掛けた植物にとても良い価値が付くとやっぱり嬉しいですし、そういうマーケットに導けるようなことができたらなぁと思う次第です。

例えば、アガベですよね。チタノタの価格はうなぎ上り。全然落ちません。仕上がっている株に手が出せる人も限られてきて、多くの人が子株に夢を託して育成に励んでいることでしょう。

玄人でもこんな状況のアガベに、子株状態でこれから始めてたいという人にとっては相当な未知の領域だと思いますので、とりあえず、私が今育てているアガベの子株の変遷をちょっとだけお見せして、少しでもイメージを膨らませてもらえたら幸いです。

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こちらはアガベ チタノタ‘厳龍’の子株です。友人から譲ってもらったもので、たしか2021年の夏頃? 謎の長い葉が出てますよね? カキコだった頃の名残で当初ネギみたいだったんですよ。別に小さくなかったんですけど、なぜか全然根が出なくて、2ヶ月以上かかったような気がします。

写真は2022年6月2日に撮影したもの。およそ8ヶ月くらい経ってようやくそれらしい形になってきましたね。

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こちらは2022年7月27日、この前の写真からおよそ2ヶ月弱なんですけど、葉が3枚ほど増えて鋸歯が強まってますよね。ようやく本領発揮!?

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そしてこちらが2022年9月2日の時の状態。チタノタらしい風格が垣間見えてきました。

ということで、序盤こそ牛歩ながらも、根が出て葉を放射状に広げだしたら、アガベは活発に動く印象。
多肉植物であんまり動かないなんていう人もいますけど、小さいうちはこうやって目に見えて動いてくれるので日々の成長が楽しいですよ。

専門店やオークションなどで売られているカキコでも、およそ2年程度でそれっぽい形になってくれるんじゃないでしょうか。

個体差や高いものもたくさんあるのであまり大手を振って豪語はできないんですけど、基本的にはアガベは強いので、あまり気負わずチャレンジしてみてください。

ちなみにこの厳龍は完全屋内管理。中国製の安価なLEDパネル直下で、HDD用冷却ファンで風を当て、1〜2日の頻度で水を与えています。
土は、赤玉3:サボテン用の土2:日向5で、水捌けを良くしています。


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