やりたいこと

noteアプリさんに「最初はあなたのやりたいことや自己紹介を書くのがお勧めです」と言われた。どうしよう。

やりたいこと、か。

あるような、ないような。

私は自分のことを「布団星人」と呼んでいる。

1週間の半分くらい布団の中等々で休めば、何とか40代半ばの人間ができる程度の活動量をこなす事ができる。胎児性水俣病疑い、線維筋痛症、慢性蕁麻疹、などなど、ある程度の病名は付いているが、どれも私の不調だらけの日々を形容するには足りない気がする。どうも日進月歩の現代の医学も、私の不可解な体質に追いついていないようだ。

何をするにも、何をしても、一旦布団に戻って充電しないと、周りの地球人の皆さまと同じような生活ができない。見た目では全く分からないが、私の中にはこの星とは別の時間が流れている気がするのだ。

ひとりの人間の身体とこころはその人自身のものだ。本当は全ての人には別々の時間が流れているのかもしれない。そしたらそれぞれ別々に過ごせば、と思えど何故かそういう訳にもいかないのだ。孤独は生存すら脅かす。他者という自分を照らしてくれる灯(あかり)がないと、嬉しいとか、楽しいとか、そういう気持ちや実感をなかなか持つことはできない。

他の人の人生や身体を生きていく事はできない。私はこの身体を引きずって、折り合って生きていかねばならないのだ。それなら出来るだけ日々楽しいとか、嬉しいとか感じられる瞬間が欲しいなと思う。

私のやりたいことは、地球と布団の星が、もっと行き来しやすいようにすること。なかなか「世間一般ペース」についていけない私が感じる生きにくさは、同じように心身に不調を感じながら暮らしている人も感じていると思う。

私のような布団星人も生きやすい社会になれば、私自身が楽しいとか嬉しいとか思える瞬間も、もっと増えるに違いない。

...しらんけど。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?