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最高の友人


天海祐希さんがファンの方へかけた言葉

たしかファンの方は「天海さんのことがずっと大好きで…」と泣いてらっしゃった。

その姿を見て天海さんはいつものシャンとした雰囲気で
「私を応援する気持ちと同じように自分のことを応援してあげてください」
とおっしゃっていた。

そういえば少し話がそれますが、

先日、夜中に連投した長文にいいねをつけてくださる方が私が想像していたよりも多くいらっしゃり、深夜のテンションで書いた、私の内側の薄暗い部分を読んでくれる方がいるなんてと、とてもありがたく思っています。
ありがとうございます。

深夜にボロボロ泣きながら、キーボードをひたすら打ち気づいたことがありました。それは、どんなにダメな自分を思い知ったとしても最終的に私は私に、幸せになってほしい。応援してあげたい。と思い至るのです。


自分が自分の味方になってあげること。
これが各々違う”幸せ”の基準の根幹になるのではないか。
そして天海さんはきっとご自身の経験の中で早いうちからそれに気が付いて行動してこられたのかなと思いました。

バンタンの推し活をしている私にとって、応援=推し活になるのですが、
自分を推すって想像しにくい…

だけど、良い友達になると考えればできそうな気がします。

大好きな友達が例えば、メンタルの不調を経て、生きづらそうにしている。もしそんな姿を見たら、もちろんそのままでいいんだよとも思うけど、本人に変わりたい気持ちがある限り、私はそれを達成できるように応援するし、私にできることがあればなんだってやってあげたいだろうと思う。

それを自分にしてあげたらいいんだよね。

そのためにはまず、友達のことをよく知らないといけない。

どうしてそうなったのか、今何が苦しいのか、
どんなふうに変わりたくて、そのためには何が必要で、
自分自身の問題、適性、生きづらさを解消するための手段はどんなものがあると思うか、しばらく休みたいのか、実は挑戦したい段階なのか、
いやいや、そういう本心すら絞り出せないような状態なんだよ。なのか。


友達のことをよく知って、どんな感情もいったん認めて、
そのうえで客観的に見てみる。
甘やかしすぎてもダメ、現実から剥離しすぎた目標設定も危険。
思うように進まなかったり、こんなに一生懸命考えているのに本人は自身がないからなかなか行動に移せなくてイライラ。そんなこともあるかもしれない。
それでもたぶん私は、大好きだった、尊敬していた、自分を助けてくれた友人の姿を思い出して信じることをやめないんだろうな。


自分を大切にするって、こうも手間がかかって大変なものなのか。
だけどこれって、たぶん習慣になってしまえばそんなに大変じゃなくなる気もしている。常に自分の意思を優先し、自分の気持ちに素直に生きる。その中で自分勝手にならないように他者とのバランスをとる。


できると思うよ。やりたいようにやりな。

あなたを邪魔する人が現れても、シカトでオッケー。そんな人、ずっと前から居たけどさ、大した影響力持ってない人ばっかりだったよね?


「自己実現」「自己肯定感」「好きを仕事にする」「適性」
骨格診断、イエベ、ブルべ、成功の秘訣、○○のメソッド
勝ち筋、転職に有利な資格…

どっっっこにも正解はなかった。

ドラマ「おい!ハンサム2」で吉田鋼太郎さんが放った台詞に
成功の法則なんて本を読んでも成功できるわけがない。
それぞれ条件も環境も性格もすべて違う人間なのに、なぜその人の成功法が自分にも当てはまると思うんだ?
という趣旨の言葉があった。


これをやれば、これさえあれば、人生全部大成功!なわけがない。
なのに私は、どこかや誰かや何かに答えを求めた。
自分の気持ちや意思よりも、そちらを信用してしまった。

気持ちも意思も変化し続ける不確かなもの。
そんなものに指針を求めるのはなんだか不安な気もするけれど
変わり続ける自分を受け入れて、真摯に自己と向き合い続けること
これ以外に「私だけの成功の法則」を見つける方法は存在しないのだと思う。



私はどうしたい?
どんな人生を送って、目の前の人とどんな関係を築きたい?
この問いを永遠続けていれば、実はどんな状況でもそこそこハッピー☆
な人生に変えていけるのかもしれない。

私は私を応援しているよ。
ずっとそばにいる。
手をつないで一緒に進むのは推しでも、友人でもない。
最高の友人で、最良のパートナーになれるのは、私自身。


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