実践ラグ読み 2
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上家から4s切りリーチがかかり、迷いながらケイテンで微押しして図の局面。
上家から8pが放たれます。
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これは鳴いて2s切りの一手とみます。
2sは一目ど本命の牌だがラグを考慮するとどうでしょうか。
下家の2sが早いことや切り出し方から下家の3s対子の可能性はほぼないとみていました。
対面の1s切りと3s切りの間に上家の手出しが入っていないため、上家は1sが鳴けずかつ3sが鳴ける形であると判断します。
そのため344sからの25s待ちが否定されます。
見えている牌の枚数から224sからの2sシャボや233444sからの25sも否定。
24sからの2s単騎は否定しきれないが、単騎可能性に怯えるよりは安全にケイテンを取れる可能性を追った方がよいと判断しました。
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334sからの4切りリーチが濃厚と見ることができます。
入り目の問題があり待ちを完全に特定することはできませんが、通せる牌がわかるのもかなりのメリットですね。
今回は上家が1sを切ってたり、4sが場に3枚見えているなどで索子の複合系をほぼ除外して考えることができるのが処理しやすいポイントでした。実際は複合系のレアケースを否定しきれないことも多いでしょう。
しかし読みは確定情報である必要はなく濃淡で考えるものだと思っているので、全てのパターンを読みきれなくても用いていいものだと思っています。
自分の読みとどこまで心中するのかというのも当面の課題です。
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