実践何切る 23

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鳳凰卓東風戦オーラス 60-30-0-▲110の完全順位制

3pポン打5p
上家の仕掛けはタンヤオ濃厚。
3pをチーされないように邪魔します。
カンで他家の打点をあげるのは危険とみてポンにしておきます。

鳳凰卓東風戦オーラスより。
アガればトップの局面でタンヤオの完全イーシャンテンで、対面から自身が暗刻の3pが切り出された局面。

上家は9p対子落としをしていることからタンヤオ濃厚です。
そして3pが4枚見え、6pも3枚見えなことから3pが鳴けるとしたらかなりの急所です。

自身の和了だけでなく対面と下家の和了でも高確率トップ終了できるため、上家の和了率を可能な限り低くするのがこの局面での最適解と判断します。
よって急所の可能性が高い3pを鳴かれないように邪魔するのをオススメします。

問題はその邪魔の仕方です。
カンをすれば完全イーシャンテンを維持しつつ、ツモ回数も増やすことができます。
しかし3900点放銃のサドンデス突入やハネマンツモでのまくられ可能性を増やすことになり、リスクが高い選択に思います。

ここは3pポンにとどめ5pを一枚外しておき、次巡すまし顔で3pを手出しすることをオススメします。
ドヤ顔をすると心象が悪いのであくまで凛とした顔で切りましょう。

ネット麻雀ではポンできる牌が出た時に止まってくれるので捻り出しやすい選択ですが、リアル麻雀で迷いなく声を出せるようになれば熟練者です。
実際には3pがチーされてから(あっ……あっ……)となり、テンションが下がってしまう方も多いのではないでしょうか。

麻雀は反射神経も大事です。あらゆる局面で鳴き遅れないように素振りならぬ素鳴きで訓練しておきましょう。

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