不安にさせる担当弁護士
「ちょっと待って!駐車場の“満車”はわかるけど、“空車”ってなに?」
「?」
「車で満ちてる=満車はわかるけど、空車って意味通ってなくない?車で空いてる?車が空いてる?」
「う〜ん」
「空いてるのは駐車場なんだから、“空場”が正解じゃない?」
「…あのさ」
「?」
「まず、空車って駐車場で言うっけ?それタクシーだけじゃない?駐車場って“空”だけじゃない?」
「?」
「タクシーは車が空いてる=空車だからあってるけど、そもそも駐車場って空車って言わないよ」
「???え〜?いや〜?タクシーもそうだけど、駐車場でも見たことあるよ!」
「本当に?思い込みじゃない?考えてみてよ!空という漢字だけじゃない?見た事あるのは」
「え〜????????いや〜??????」
「でも思い出せないでしょ」
「で、でもさ!!!!もう中学生が空車満車ゲームってやつしてるじゃん!!!!」
「…」
「…」
「…駐車場にも空車という言葉があるのはもう分かったからいいんだけどさ…」
「…」
「将来、自分の担当弁護士が、なにかの根拠として、もう中学生の持ち出してきたらどう思う?」
そこからは、証拠としてもう中学生を持ち出してくる担当弁護士は、不安になるよねという話になりました。
あまりに追い詰められすぎだし、もうすぐ負けてしまいそう、という話でひとしきり盛り上がりました。