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封筒に差出人や宛先を書かないとどうなる?

封筒に差出人や宛先を書かずに郵便を出すと、いくつかの問題が起こるかもしれません。
特に困るのは「還付不能郵便」という状態です。
これは、差出人がわからず、宛先も間違っていたり、受取人が引っ越していたりする場合に起こります。
具体的な問題は次の通りです。

  1. 郵便物が届かない: 宛先が間違っていたり、受取人が不在の場合、通常は差出人に返送されますが、差出人が書かれていないと返送されず、還付不能郵便になります。

  2. 郵便局で開封される: 還付不能郵便になった場合、郵便局が封筒を開けて中を確認します。重要な書類が他の人に見られるリスクがあります。

  3. 保管と処分の可能性: 差出人や宛先が特定できない場合、郵便局は一定期間郵便物を保管しますが、最終的には処分されます。重要な書類が届かないままになるかもしれません。

もし「還付不能郵便」になってしまったた場合、どのように対処すればよいのでしょうか?
方法は次の通りです。

  1. 開封と確認: 郵便局で封筒を開けて差出人や宛先がわかれば、返送されるか受取人に配達されます。

  2. 差出人へ戻ってきた場合の対処法: 差出人が特定できて返送された場合、新しい封筒と切手を用意し、宛先や宛名、差出人を記入して再度郵便に出します。元の封筒を再利用するのは避けましょう。

  3. 3カ月の保管期間: 差出人や宛先が特定できない場合、郵便物は3カ月間保管されます。受取人から届かないと連絡があった場合は郵便局で確認しましょう。保管期間が終わると郵便物は処分されるため、早めに確認します。

封筒に差出人を書かないと郵便物が相手に届かないリスクがあります。
還付不能郵便になると、郵便物が開封され適切に処理できないこともあります。
このリスクを避けるため、封筒には必ず差出人を記載することが大切です。差出人を書かずに送ってしまい、郵便物が届かないと連絡があった場合は、すぐに郵便局に確認しましょう。

還付不能郵便について、さらに詳しい記事はこちら👇


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