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弊社アーティスト「春猿火」の運営について

KAMITSUBAKI STUDIOプロデューサーのPIEDPIPERです。

一部のユーザーの方々から弊社のアーティスト「春猿火」の運営方針について複数のお問い合わせがありました。

御指摘のようにV.W.Pのメンバーの中で春猿火だけ投稿数が少なかったり「メンバーシップの運営方法」について頂いている疑問などに関しては、おっしゃっている事はわかります。

現状については僕ら運営がやりきれてない事は謙虚に認めなくてはいけない事実ですし、御心配をおかけして申し訳ないとも思っています。
その上で我々の運営体制について御説明させて頂けたらと思います。

まずバーチャルシンガーの運営とは、本人と運営スタッフの二人三脚で行われていきます。

音楽制作、映像制作などのスタッフなどを抜いたコアな運営スタッフの内訳としては、タレント自身への様々な対応、ケアを行う「マネージャー」と音楽やクリエイティブなどのプランニングを行う「ディレクター」の最低二人(もっと増える場合も全然あります)に加えて、「プロデューサー」として僕が監修業務を行っています。※花譜などは僕自身がディレクター的な役割も兼任しています。
また外部スタッフで音楽ディレクターが別途つく場合もあります。

アーティスト毎にこの運営は別れていて、全てが連動している訳ではなくそれぞれのチームとしての裁量と判断がある上で、比較的大きな決断はプロデューサーがしていきます。

「このアーティストに力をいれて、このアーティストには力を入れない」という判断は基本的には無くて、ただ運営体制によっては結果的に上手くいっていない場合も正直言ってあります。

春猿火の場合は元々最初の段階でディレクターをしていた耐諷が体調不良によって降板せざるを得ない事態になり、昨年の夏くらいに新たな体制下の元、当初想定していた業務を引き続ぐ事になりました。
その後も色々な事があり皆かなり善戦はしてくれたのですが運営陣の固定はなかなか出来ませんでした。チームの誰が悪いという訳でもなく全員とても頑張ってきました。

残念ではあるのですがこれが何を意味しているかというと、本人とまた違う角度で運営スタッフも非常に継続が大変なのだと言う事です。

そしてこれは「春猿火本人のマネジメントが大変」とかでは全然無くて(あり得ないくらい良い子です)、純粋にディレクターへの業務の負荷がかなり大きいという意味なのです。
一年中運営として向き合っていくという事はそこまで簡単な話ではなく、またバーチャルシンガーは通常のリアルのアーティストと比べて「制作的な側面」での稼働量が膨大にあります。

音楽の知識だけでは通用しないし、インターネット、SNSの事やデザインや映像などのクリエイティブ、そしてビジネス的な側面にもある程度の理解がなくては到底成り立たない仕事であり、それら全てが有った上でこのジャンルに対しての強い「愛」が無くては続かない仕事です。

またなかなかバーチャルシンガーの運営をまともに出来る能力あるスタッフを見つける事自体が難しい現状もあります。※それでも意欲のある布陣が集まりつつある現状に強く感謝をしています。

ずっと続けていく事が本当に大変な職業なのですが、春猿火の場合は運が悪く運営がなかなか安定しなかった結果、動画制作などでの遅延が徐々に出てきてしまいました。
また音楽やクリエイティブに関わって頂いているクリエイターさんなどの諸事情によりやや制作が進みづらい状況などもあり、それは未だ完全には解消されていません。
様々な要因により結果としてスピード感が遅くなっているのですが、今は新たな体制の元、ようやく少しチームが安定しはじめてきました。

今も昔も変わらず、本人も運営も状況をより良くする為に必死で頑張っております。
春猿火は疑いようもなく素晴らしい才能だと、強く信じています。

なので少し時間は掛かるかもしれませんが、オリジナル曲を含めて新たな動画を準備していますし次の展開も日々構想中なので、引き続き今後を楽しみにして頂けたらと思います。

本来は運営体制などをここまでオープンにする予定は全く無かったのですが、春猿火本人もファン同士で諍いを起こしたりしている状況を悲しんでいますので、敢えてこの文章を書いています。
また「運営とは何か」を皆さんにも少しだけ知って頂けたら「チーム一同」更に頑張る事が出来ると思うので、本来非常に恥ずかしい部分でもあるのですが敢えて詳細に書かせて頂きました。

全ての御意見に対応する事は物理的に不可能ではあるのですが、ひとまず春猿火の「インフォメーションアカウント」を開設致します。
気になる事があればご連絡ください。

そしてネガティブな事だけではなく、頑張っている春猿火本人へのエールも貰えたら嬉しいです。
それが明日への原動力になると思います。

運営として良くない部分を改善しつつ現状やれる事は最大限頑張っていきますので、何卒御理解の程よろしくお願いします。

いつも応援本当にありがとうございます。

KAMITSUBAKI STUDIO プロデューサー
PIEDPIPER


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