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神椿横浜戦線 DAY1&DAY2、TVアニメ「神椿市建設中。」、バーチャル舞台劇「御伽噺」などについて。

いつも応援してくれてありがとうございます。
KAMITSUBAKI STUDIOプロデューサー、PIEDPIPERです。

最近様々な出来事が起こり、私としても神椿のプロデューサーとしての立場からその感想をお伝えしたいと考えています。
同時並行する複数のプロジェクトをさらに発展させていく為に、今の私の想いをここに綴りたいと思います。

神椿横浜戦線 DAY1
ヰ世界情緒 3rd ONE-MAN LIVE「Anima III」


ヰ世界情緒 / Anima Ⅲ

Anima III。ヰ世界情緒、本当に待望の有観客ワンマンライブでした。
この数年間で彼女が積み上げてきた楽曲群、世界観はあまりにも強く儚く美しかった。
Anima IIIは情緒にとってのまさに悲願であり、Vシンガーのライブとして現時点で「最も美しいもののひとつ」になったと思います。ライブ後に会った時の彼女の素直な涙に本当に心打たれてしまいました。

今回のAnima IIIは情緒本人とマネジメントチーム主導で作り上げたライブだったので、僕は少し引いた監修的な立ち位置から参加させてもらったのですが、そういう意味で今の神椿は僕だけではなく複数のディレクター達がレベルの高いXRライブを作り上げることが出来るチーム体制となりつつあります。
それは神椿の統括プロデューサーとして本当に嬉しいことです。

今回の情緒のライブ「Anima III」は、今迄の神椿ライブの中でもある意味で「最も王道」で素直に本人も観測者の皆さんも喜べる作品性となったのではないかと感じました。

今後も「ヰ世界情緒」の旅は続いていきます。
皆でその旅をこれからも観測していきましょう!
僕もヰ世界情緒を心から応援しています。

神椿横浜戦線 DAY2
「KAMITSUBAKI FES ’24
THE DAY THE EARTH STOOD STILL」


KAMITSUBAKI FES 2024

今年は一日間となったKAMITSUBAKI FESですが、
KAMITSUBAKI STUDIOとALLT STUDIOが分離して初めてのフェスとなりました。ALLTメンバー不在の神椿フェスの実施は正直不安が無かった訳ではありませんが、結果としては非常に良いイベントになったのではないかと思いました。
改めて数年前のことを考えると本当に所属メンバーが増えたし、全員が素晴らしい才能の持ち主です。

一方で物販や休憩時間などのオペレーション部分などでは大変ご迷惑をお掛けした部分もあり、しっかりと今後の反省点として活かしていきたいなと思っています。申し訳ありませんでした。

そして11月の神椿幕張戦線も発表されました。

V.W.P 2nd ONE-MAN LIVE
「現象Ⅱ (再)-魔女拡成-」
花譜4th ONE-MAN LIVE
「怪歌(再)」

これは代々木決戦の二日間の再演であり”リビルド公演”と位置づけました。
過去「不可解」などで再演をした事はあるのですが、その時も再演と言いながらも多くの新要素が入った新作度の高い公演でした。

今回の二公演も基本の構成は活かしつつも、よりブラッシュアップをしながらゲストアーティストもアップデートし、新たな要素を増やしているので間違いなく前回観た人たちも楽しめるものになっています。

また新たに結成したオーケストラプロジェクト「KAMITSUBAKI PHILHARMONIC ORCHESTRA(通称:カミフィル)」を起用し、代々木とはまた違う音楽体験を実現します。

是非11月の「現象Ⅱ (再)-魔女拡成-」と「怪歌(再)」をお楽しみに。

TVアニメ「神椿市建設中。」



ずっと準備してきたTVアニメとしての「神椿市建設中。」を2025年に放送開始します。
「御伽話」と同じくらい形にするのに時間がかかってきた苦闘の歴史のある本作ですが、当初からアニメ化を想定してきたプロジェクトでもあります。

KADOKAWAさんとSMDEさん、敬愛する柿本広大監督、原作を一緒に作ってきた月島総記氏と組んで「神椿市建設中。」の世界をアニメーション作品化しています。現在鋭意制作中ではありますが、自信を持ってオススメ出来る内容をお届け出来そうです。そして魔女達の演技も本当に素晴らしいです。
本作はSINKA ANIMATION SERIESと名付けているだけにSINKA LIVE SERIESと連動している側面もあるので、まだ少し先になりますが全容公開をお楽しみに。

バーチャル舞台劇「御伽噺」


そして本日より遂にバーチャル舞台劇「御伽噺」が公開となります。


本作品は花譜の1st ONE-MAN LIVE「不可解」の中で触れられた未だ全容が語られない「完成しない物語」です。
PIEDPIPERが企画・原作・プロデュースするこの物語は「舞台裏」ではだいぶ長い間試行錯誤しながら中々前に進まず何度もストーリーを作り直したり、どう具体的に映像化するかなどの葛藤があり、定期的に頓挫しかかってきた「いわく付きの作品」でもあります。 

朗読劇という形式で度々ライブ中に断片的に表出してきたストーリーを、今回「バーチャル舞台劇」として大幅に創り直し作品化しました。

本作で描かれるのは、過去、現代、未来がクロスオーバーする「ネオ世界系」とも言えるSFジュブナイルです。

元々神椿を立ち上げる際に、00年代に流行した「セカイ系」を敢えて現代に僕らなりにリビルトしてみたいという構想がありました。その延長線上にある作品群のひとつが「御伽噺」でした。

ただ当初描こうとしたストーリーがあまりに大掛かりになり過ぎて、実際どうやってこれをエンターテイメントとしての作品化するべきなのかその当時はわからずこんなにも時間がかかってしまいました。
勿論常に作った事のないものに挑戦し続けてきたという側面もありますが、完成出来なかった原因は誰のせいでもなく、全て僕自身の能力不足に起因するものであり、御伽噺はある時から「自分だけでは手に負えないプロジェクト」になりつつありました。

自分自身の構想から約5年の月日を経て、抽象度の高かった「御伽噺」の物語は、共同で脚本を仕上げてくれた結城紫苑氏や、映像化に尽力してくれた演出の緒方氏(MOOV by Composition Inc)などをはじめとした素晴らしいクリエイター陣の皆さんが集まって、御伽噺は遂にバーチャルでドラマティックな「ネオセカイ系」舞台劇へと具現化する事が出来ました。※物語としての在り方は未だに迷っている部分もありますが、御伽噺はもはや悩み続けるプロジェクトなのだろうなと思っています。

「御伽噺」は前後編の構成で完成させることを目指していて、今回発表する作品は前編に位置付けている「御伽噺(染)」になります。  ※読み方は「おとぎばなし ぜん」です。
今回なんとか前編部分となる「御伽噺(染)」は天才達の手により5年の時を経て完成する事が出来ました。

また、10月4日(金)かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールにて、バーチャル舞台劇「御伽噺(染) ver1.11_launch Feat. KAMITSUBAKI PHILHARMONIC ORCHESTRA」を上演することが決定いたしました。

本作は一度限りではなく、複数回にわたって様々な会場で公演され、回を重ねるごとに少しずつ内容をアップデートしていく、成長型作品です。
10月はKAMITSUBAKI STUDIOがプロデュースするオーケストラ「KAMITSUBAKI PHILHARMONIC ORCHESTRA」による大型アップデートを実施します。

こういった公演の在り方は今迄実施した事が無かった為、神椿としては非常に挑戦的な形態となるはずです。


バーチャルシンガーである花譜・理芽・春猿火・ヰ世界情緒・幸祜が“俳優”として梶裕貴氏と共演する仮想空間での演劇公演・バーチャル舞台劇「御伽話」。

苦闘の歴史の連続を経て、ようやく具現化した神椿幻のジュブナイル「御伽噺」。
ぜひ会場で、御伽噺の世界を体感して欲しいです。


THINKR独立


最後にTHINKR独立について。
といってもあまり今後の詳細については僕の方からは詳しく言えないのですが、ひとことだけ言うと、この独立劇は神椿にとっても間違いなく大きなターニングポイントになりそうです。
今後の展開を是非ご期待ください。


そして今後神椿をスケールしていく為にも、圧倒的に今スタッフが足りていません。SOS。
御興味ある方は是非以下にコンタクトをお願いします。


今日は色々お知らせさせて頂きました。
神椿の今後の展開を是非ご期待下さい。

KAMITSUBAKI STUDIOプロデューサー
PIEDPIPER


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