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厚労省モデル就業規則をベースにした就業規則のワードファイル

厚生労働省のモデル就業規則

厚生労働省では以下のページでモデル就業規則が公表されています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/zigyonushi/model/index.html

ここでは、ワードファイルとPDFが用意されています。
いずれも、就業規則の条文のサンプルと解説が記載されています。

厚労省のモデル就業規則より

就業規則の理解には役立ちますが、いざ就業規則のたたき台を作ろうとすると、ここから、ひとつづつWordなどに貼り付けたり大変です。

今回はワードの勉強を兼ねて、このモデル就業規則から条文部分だけを抜き出してワードファイルに貼り付けて、たたき台として利用できるよう書式を整えました。

作成したWordファイルの仕様

主な仕様は以下の通りです。

賃金の部分を中心に一部割愛、簡素化している箇所があります。特に賃金については、時間外賃金の計算など計算式や表が割愛、簡素化されている部分があります。

モデル就業規則では
(条文のタイトル)
第●●条 XXXXXXXX・・・
という形式ですが、
第●●条(条文のタイトル)
1 XXXXX
というスタイルに変更しています。
(目次の自動作成のために、このスタイルとしました。)

章は箇条書きでの番号の自動連番になっていますが、条文の第●条、各項、各号は箇条書きは採用していませんので、手作業で条文番号のメンテナンスが必要です。
(将来追加があった時に「第●条の2」などで間に追加できるように、あえて箇条書きを使用していません。)

スタイルとアウトラインは、以下の通り設定されています。
章:見出し2 アウトライン2
条文番号・タイトル:見出し3 アウトライン3
条文本文(項):条文の本文(自作) アウトライン4
条文の号:号のスタイル(自作) アウトライン5
表中の文字:表内のスタイル(自作)

目次は、「章」と「条文番号・タイトル」を表示させており、ワードの目次機能を使用しています。

フッターのページは本文がスタートするページを1ぺージとして設定しています。

条文の参照箇所は、厚生省のワードでは相互参照で自動更新できるようでしたが、手打ちになっています。(赤字箇所)

厚労省のモデル就業規則では、追記が必要な部分がアンダーバーでしたが「●」や「●●」としています。

目次はワードの目次機能を利用しています。
条文の本文はこんな感じで作成しています

サンプルとしてPDFを用意しています。

有料記事部分では、ワードファイルを添付しています。

(注)PDFの内容以上のものはありませんのでご注意ください。また、タイプミスやコピー漏れなどでいかなる損害が発生しても責任を負いかねます。
就業規則の制定にあたっては専門家等にご相談いただき、自己責任でファイルを使用いただくようお願いいたします。

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