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弥生会計のインポートで消費税額がゼロになったときの対応

弥生会計では、CSVやテキストファイルで仕訳をインポートすることができます。しかし、インポートした際に消費税額がゼロになってしまうことがあります。今回はその対応を記事にしました。


1. 弥生会計での仕訳インポートで消費税が計算されない原因とは?

消費税区分については、インポート時に弥生会計の機能で読替えしてくれますが、正しく入力しておかないと消費税が計算されず、消費税額欄がゼロとなってしまうようです。

仕訳日記帳では消費税区分が正しくなっているのに、消費税がゼロとなっているときは、インポートデータの消費税区分が間違っている可能性が高いです。

間違えやすいのは、「課対仕入込10%」とすべきところを「課”税”仕入込10%」や「課対仕入”内”10%」などとしてしまうことです。

インポート時に消費税区分の読替えはしてくれても、消費税額の計算はしてくれないという仕様になっているようです。

2. 消費税の計算が正しく行われない場合の影響とは?

仕訳日記帳で消費税額がゼロとなってしまっているケースは、そのままでは消費税計算もゼロとなっていまい、消費税申告を誤ってしまいます。

また、税抜金額も正しく計算されないため、税抜経理での損益計算書も正しく作成されません。

3. 弥生会計で消費税の計算を正しくするための対応策とは?

インポートするデータでは、特に消費税区分に注意しておく必要があります。

弥生のホームページなどで確認し、税区分を正しくしてインポートしましょう。
https://support.yayoi-kk.co.jp/faq_Subcontents.html?page_id=18111

4. インポートした後で気づいた時の処置

インポートしてすぐに気づいた場合は、仕訳を削除して、データを修正して再度インポートすることで対応できます。

しかし、インポートして、他の仕訳を入力したり、インポートした仕訳を手作業で修正などした後で、この事態に気づいたときは大変です。
仕訳を削除して入れ直すというのも現実的ではありません。

そんなときの対応方法です。

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