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仙台チェスクラブ9月23日例会

9月23日に仙台チェスクラブの例会に参加してきました。
7月に続いて2回目の参加です。対局の様子を簡単に振り返りたいと思います。

  • 例会の開催時間は13時~17時

  • 場所は仙台市青葉区の東六コミュニティセンター

  • 持ち時間は40分+30秒で2局※ただし、2局目は終了時間に応じて持ち時間変更あり

  • 途中参加、途中退出可

1試合目 VS S氏戦 黒番


急所の局面。次の手が敗着。

s氏のイングリッシュオープニングから、ニムゾインディアンディフェンスに合流。c7のポーンがずっと狙われており、ずっと苦しさを感じていました。

ただ、検索エンジンにかけてみたところ、わずかに白良しの判断でした。

現局面は、白がe3と突いてビショップの可動域を広げた局面です。ここで、ç7のポーンを守るためにRac8と回った手が敗着になりました。


危機感が足りなかった。

Bb5!が機敏。黒は既に収拾不能です。Nde7と守っても、Ne5で白の攻めは止まりません。

クイーンとc6の弱点を同時に攻められて防戦不可能。

Rc8では、Nce7と目標になっているナイトをかわしておけば、難解だったようです。1手のミスで挽回不能に陥ってしまう「チェスの恐ろしさ」を感じました。

2試合目 VS M氏戦


早くも一触即発の局面。黒は慎重な対応が求められる。

M氏のラーセンオープニングを黒番で迎え撃つ形に。現局面は、白がf4と突いて、2枚のビショップを軸に猛攻を開始した局面です。

私はほぼ経験がない形で小刻みに時間を使って対応。一方のM氏はノータイムの連続で、研究範囲のようです。Qe7と守って難解なミドルゲームに突入しました。


一見、ナイトがただのようだが……

しばらく進んで、Ne5とポーンを取りながらナイトを捨てる手が出ました。
しかし、これをBxe5と取ると、Qh5+~Qe5でビショップを取り返す筋があります。

変化図。クイーンでビショップを取り返して白優勢

以上の理由から、本譜はナイトを取らずにQh4+から反撃。お互いノーガードの打ち合いとなりました。

そして、お互い譲らないまま、急所の局面を迎えました。

Qg2と侵入。次の手が勝敗の分かれ目に。

黒のQg2に対して、Qf3とぶつけたのがあまり良くなかったようです。白のクイーンが狙われる形になり、ここを境に形勢が黒に傾きました。

クイーン交換を迫る

代案としてはQe2が有力で、キャスリングも含みにしつつ、h2のポーンにもひもがつきます。これならば白も戦える展開で、長いねじりあいが続いたでしょう。


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